旅行が好きです。
我が家の旅行予算には限度があるので、ホテル代はアメリカのホテル評価で言う2つ星または2.5あたりのホテルに泊まることがほとんどです。
わたしの旅の仕方としては、昼間は外出してますから「ストレスにならずに夕方以降ある程度リラックスできて、快適に眠ることができればよい」。
同じようなことを考えている方でアメリカにやってくる予定のある方々、旅行を考えている方へ、アメリカ・ニューヨークの2つ星ホテルがどのような感じなのか、事前に知っておいた方がよい情報をお伝えします。
アメリカの2つ星ホテルとは
ホテルにの評価基準には、異なる評価基準がありますが、基本的には星(など)を使用したシステムを持ち、星の数が多ければ多いほど施設やアメニティ、サービスが豪華、ということになります。
例えば、フォーブス・トラベル・ガイド評価では、大きくカテゴライズして、このような点を見ているそうです(2023年2月)。
らいさわが適当に訳したので間違っていたり、意味が曖昧なこともありますが、調査員が普通の客のふりをして各ホテルに2晩以上宿泊し、900以上の項目から評価しているそうな。
わたしの感覚で言うと、2つ星ホテルは「宿泊に最低限必要なものが揃っているプライベート・バスルーム付きホテル」です。
アメリカの2つ星ホテルの定番アメニティ無いものと有るもの
では、具体的に、2から2.5スターのアメリカのホテルに2泊3日程度(または数日の連泊)で宿泊したらどんな感じなのか、らいさわ自身の経験をもとに、例を出してみます。
日本のホテルや旅館にあるものは無い
日本から来る方々は、先に知っておきましょう。
たとえ同じ「2つ星」だったとしても、日本のホテルや旅館で受けられるサービスはアメリカでは受けられないと思っていた方がいいです。
タオルは毎日替えてくれるし、トイレットペーパー、シャンプーなどもくれる(はず)
各個室のバスルームには、タオル(バスタオル&フェイスタオル含む)は置いてありますし、毎日昼間に清掃員が部屋に入って、替えに来てくれます。
トイレットペーパー、使い捨てのシャンプー&コンディショナー、ボディクリームも新しい物を置いて行ってくれます。
「メイク落とし」や「洗顔フォーム」は見ないので、ホテルでリクエストすればくれるのか事前に確認する、または持参しましょう! 部屋に置かれてなくとも、受付に聞くと持っている場合もあります。「化粧水」は受付にも無いと思います。アメリカ人は日本人ほど「化粧水」を使いません。あると思うな、必要なものは持参しろ、が正解です。
ゴミ箱も空にしてくれる
部屋、トイレのゴミも持って行ってくれます。
掃除機を簡単にかけてくれたり、シーツを替えてくれるところもありますが、逆にこの辺りはしないホテルもありました。
遠慮なく聞いてみましょう。絶対ないと困る、というものは持参することをおすすめします。
1つ星でも5つ星でもベッドバグ(トコジラミ)チェックは忘れずに!
自分の滞在中には部屋に入ってほしく無い場合は、「Do not Disturb」サインをドアにかけておこう
部屋に入るとすぐ目に入るところに「Do Not Disturb」サインが掛かっているはずなので、昼間出かける際にドアの外側、ホール側に掛けておくと、清掃員も入ってきません。
昼間〜夕方にかけては、掃除をしている清掃員が他の部屋を掃除していることが多いです。
自分の滞在中に部屋は入ってもらいたく無いけど、補充して欲しい物がある時などは、遠慮なくお願いしに行きましょう。さくっときれいなもの、新しい物をくれます。
清掃員がいない場合は受付に電話すると持ってきてくれます。
- ゴミは持って行って欲しい
- タオルを交換して欲しい
- トイレットペーパーやシャンプー&ヘアコンディショナー など
アメリカの2つ星ホテルで連泊 チップはどうする?
いまこれを書きながら気づきました。
わたし、2つ星ホテルでチップをあげたことない。笑
ちょっと良いホテルはホテルマンがフロントにいて荷物を手伝ってくれたり、部屋まで持って行ってくれたりしますが、そのようなサービスは基本なく、全てにおいて簡素なサービスなので、特にチップをあげなきゃ、って雰囲気がないのが2つ星の良いところかもしれません。
清掃員の方々に、昼間、自分たちがいない間にチップを置いて行ってあげたり、廊下で直接会った時などに手渡してあげると嬉しいとは思います。
その他、朝ごはんの準備をしてくれているホテルのスタッフたちなんかもいますので、親切にされてチップをあげたいな、と思ったら渡してあげましょう!
アメリカの2つ星ホテルで連泊 オプションのアメニティ
ただ寝るだけなのに一泊何百ドル(日本円で言うと何万円)も出せない、出したくないのですよ、わたくし。そのお金は宿泊先よりは、昼間訪れる場所や食事、なんなら次の旅行に使いたい。
とは言え、見た目に古っ、このベッドとシーツ何十年使ってんの?ちゃんと毎日掃除機かけてる?ってインテリアだったり、全くの他人と部屋やバスルームを共有するのも、もう辛いお年頃。
そんな基準で選ぶと、大体2つ、2.5(たまに3つ)星ホテルになります。
「2つ星」「2.5星」と言ってもチェーン、各ホテルや従業員によってちょっとした違いはあります。その辺はレビューだったり、写真、リストアップされている情報・アメニティリストなどを見て各自選択していくんですが、我が家はこんな感じで選びます。
ホテルの宿泊代金
場所、シーズン、日時により変わりますが、我が家は平均一泊$60~$200目安くらいで探します。すると自然と2〜3つ星ホテルです。
娘ちゃんと旦那3人の家族旅行の場合は、「2Queen Beds(クィーンサイズのベッドが2台)」の部屋を予約し、体の大きな旦那は1人で寝かせて、わたしと娘ちゃん(2024年現在、小学生)が一緒に寝ます。
アメリカのホテルは、日本で多い「一人当たり」の値段ではなく、「一部屋当たり」の値段になります。ただし、部屋によって人数制限などがあるので、予約時に人数を伝えることは必要になります。
ジムやプール付きホテル
うちの娘ちゃんがホテルの室内プールが大好きで、以来室内プールが無料で使えるホテルを探しています。
プールが付いているホテルになると、大体小さなジムも付いている印象です。
その他、小さなゲーム部屋みたいなところがあったり、屋外のバーベキューエリア、屋外のテラス、があったりするホテルもあります。
無料の朝食付き
ホテルやプランによると思いますが、簡素なアメリカンな朝食が無料で付いてくることも多いです。
個人的には、連泊してると飽きます・・が、無料なので文句は言えません。
アメリカの2つ星ホテルの無料朝食でよく提供されているもの
ワッフルはワッフルメーカーが置いてあって、自分で焼いて食べます。ワッフルをはじめ、オートミールやヨーグルトにも自由に使って良いトッピングが充実しているホテルもあれば、シロップしか置いてないホテルもありました。
果物はオレンジ、バナナ、りんごなどがそのままどかんと置いてます。
その場で食べずとも、部屋に持ち帰って部屋で食べても文句は言われませんし、うちはマフィンや果物、ヨーグルトを余計にいただき、後のおやつにすることが多いです。
わたしはいまだかつて、野菜を見たことがありません。
一晩中お湯、コーヒーが置いてある
各部屋には基本的に小さなコーヒーメーカーがあるのですが、ロビーに24時間飲めるコーヒー&お湯(ティーバッグなども置いてある)と楽です。
コーヒーは「アメリカン」= 薄いコーヒーが多いです
近くにレストラン、スーパーがあるホテルを
昼間出掛けて、ちょこちょこ買って食べてたりすると、お腹空いてない、このままホテルに帰って寝よう・・・やっぱりお腹空いたってことになりがち。笑
ロビーには軽食やスナックを置いていますが、イマイチな時も多いので、ホテルの近くにレストランチェーン、スーパーマーケットなどがあると助かります。
壁が薄いところが多いかな
あまり良い防音対策がされていない印象です。
走り回る子供達・ペット、パーティピープル、などの隣室、下の部屋に当たってしまう可能性があります。ホテルによっては「〜時以降は他のお客様の迷惑になるので静かにしてください」的なサインを掲げているところもありました。
まとめ
2つ星ホテルだからと言って、わたしがここに書いたものが全て揃っているとは限りません。各ホテルのアメニティをしっかりチェックしましょう。
ロマンティックさ、豪華、最上級のサービスは求めていない。プライバシーが守られて、ある程度の清潔感があり、夕方以降に疲れた体をリラックスさせられればそれでいいという旅行者の方々へ、値段もそれほど高くない2つ星ホテル、悪くないと思います。
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