NY旅行の間に好きなロックバンドがNYCでコンサートするらしいから行きたいんだけど、少し不安。日本でコンサートに行くのとは違うのかな?
基本的には同じです!
日・米共に数多くのロックのライブ、コンサートに行っているらいさわが、「ニューヨークシティでの(ロック)コンサートの行き方」の基本の流れをまとめておきます。
好きなアーティストの情報にアンテナを張っておく
ライブコンサートに行きたいミュージシャンのファンクラブに入ったり、ウェブサイトやSNSはチェックしておきましょう。
チケットサイトのアプリでは、好きなアーティストを「お気に入り」に入れておきましょう(ハートをつけましょう)。
メーリングリスト、ニュースレターの配信があれば、登録しておきましょう。
チケット販売サイト(会社)のメーリングリストにも登録しておきましょう。
道端に貼ってあるポスターを見て「こんなコンサートあるんだ、行こう!」と急に思い立つというのもありですね。
アメリカはクレジットカード社会。クレジットカードで購入することが一番多いです。万が一の返金もクレジットカードで購入しておくとスムーズに返金してもらえることが多いですので、持っていない人は作っておくことをおすすめします。VISAまたはMASTER CARDは、ほぼどこでも使えます。
チケットを購入する
行きたいライブコンサートが決まったら、チケットを購入します。
チケット購入をする方法としては、基本的にはこの3パターン。
オフィシャルウェブサイト・ファンクラブを通してチケットを購入
ミュージシャンのウェブサイトを見ると、ツアーやコンサートに出演する時には日程を掲載していて、基本的には公式チケット購入ができるリンクが置かれています。
そのリンクは公式に受託されたチケット販売サイト(以下参照↓)であることが多いです。
会員制のファンクラブに入ると(あれば)、コンサートチケットを一般発売より先に買わせてくれたり、グッズ購入時にディスカウントをしてくれる特典などもあったりします。
スポンサー企業の株主、メンバー、社員、などに先行で買わせてくれることも多いです。
チケット販売サイト/アプリを通してチケットを購入
ライブコンサートで一番多く扱っていると思われるのは、Ticketmaster(チケットマスター)。
日本でいうチケットぴあみたいな感じ。
その他、StubHub(スタブハブ)、Seatgeek(シートギーク)などがあります。
その他チケットが買えるWebサイト、アプリなどもあるけれど、大手から買うのが一番安全かなと個人的に思っています(Feeを取りすぎ、独占販売の時は人気のチケットの値段を上げすぎなど批判の対象にもなってたりしますけどね・・)
売り切れ、値段が爆上がりする可能性があるほど人気のアーティストのチケットを狙っている場合は、発売開始前に、アカウントの登録、ログインを済ませておきましょうね。
超人気コンサートの発売直後は激混み。仮にチケットを確保できた後に、もたもたとアカウントの登録などをしていると、そのチケットは別の人に流されます(経験済み。泣)。
- 購入前に自分でエリア、シートの詳細を選ぶことができる(Webサイトによっては、その座席からの見え方を表示してくれる *ステージデザインによって違う)
- 値段は、アーティストの経歴&人気度、ステージとの距離や見やすさに比例している(見やすいほど高価)
- ブロックチケットの場合は、ブロックごとに値段が違う
- ”Resale”チケットもある
- 手数料が取られる(結構高い)
クレジットカード、またはデビットカード(Apple Pay、Google Pay、PaypalなどもOKなところが多い)で購入しましょう。
コンビニ支払い、Paypayなどというオプションはありませんよ〜。
会場のBox Office/チケットブースで直接チケットを購入
ライブハウス、コンサート会場にはチケットブース(Box Office)があるので、直接購入する、という手もあります。
チケット代のみ請求されると思いますが、そこまで行く交通費だったり、手間だったり(開いている時間帯が限定的なことも多いです)、英語で会話することなどを考えると、手数料を取られてもチケット販売サイト(アプリ)の方が楽かもしれません。
ボックスオフィスは営業時間が限られていることが多いです
チケットの受け取り
Box Officeで直接購入すると、その場でチケットがもらえますが、
ウェブサイトやアプリを通して購入すると、チケットの受取方法のオプションを選べます。
eチケット
最近の一番メジャーなチケット受け取り方法はこれ。
ログインしたアプリでチケットを表示させ、QRコードが付いているので、それを表示させて当日、入り口にてスキャンしてもらうだけ。
Walletアプリに入れることもできるし、希望であれば、Emailアドレスにチケットを送ることも可能です。
Will call(ウィルコール)
Will Call(ウィルコール)とは、電話やWebサイト、アプリなどを通してクレジットカードでチケットを予約購入しておき、当日、会場の「Will Call窓口(またはチケットブース)」にて物理的なチケットを受け取る方法です。
IDと支払いをしたクレジットカードの提示が必要だと思っていた方がいいです
ニューヨークで行くライブコンサート当日、注意点など
オープニング・アクト(前座)がいる
日本で海外ミュージシャンのコンサートに行ったことがある方は気づいたかもしれませんが、「バンドAのコンサート」でバンドAが演奏開始する前に、オープニングアクト(前座)のアーティストが演奏します。
メインのミュージシャンのために、観客のエンジンをかけておく役割ですね。コンサートにもよりますが、通常15分〜1時間程度のパフォーマンスではないでしょうか。
なので、メインのミュージシャンだけが目的な時は、多少遅刻して入っても、大丈夫なはずです。笑
マドンナのコンサートじゃ約3時間待たされたよ!!
会場に入る時のセキュリティーが厳しい
コンサートや、セキュリティガード(またはコンサートスタッフ)の性格によるところもかなり大きいのですが、
銃やナイフなどの危険物や、持ち込みを禁止されているものなどを持っていないか、バッグの中身を確認されたり、セキュリティスキャナーなどにかけられて荷物、服などを検査されると思っていた方がいいです。
コンサート、会場によって持ち込み可能なものに少し違いがありますので、前日までに詳細を必ず確認しましょう。
会場内の売店で買わせるために、水持ち込み不可なところもあるよ
スマホには厳しくない
一方、録音、録画に関しては厳しくないです。
日本では昔から録音機械、スマホでの録音録画に厳しいですが、ニューヨークで行われるロックのライブ・コンサートでは、そういった類の規制は緩いです。
You tubeなどで見るとすぐにわかると思いますが、スマホ程度のデバイスでの録音・録画でしたら怒られません。
チケットやライブ・コンサートの情報に、持ち込みOKの物が記載されているはずなので、しっかり確認してから会場に向かいましょう。
日本のライブハウスではよくロッカーがあったけど、こっちのライブハウスでは今のところ見たことないなぁ。派手な格好をしたい人はわざわざ駅や会場のトイレで着替える、化粧する・・なんてこともなく、家から派手な格好をしてくるか、部屋着?ってくらい身軽に来場してる印象です(行くコンサートによって違うとは思いますが)
売店・バーがある
会場によっては、音楽聴きにくるのがメインじゃなくて、飲みに来てるんじゃないの?って雰囲気でバーに陣取っていてひたすら飲んでいる人たちもいます。笑
年齢制限には気をつけましょう
会場、アーティストのコンサート内容、時間帯によって入場対象年齢があります。
子供連れで行きたいと思っている方々は、チケット購入前に、必ず確認しましょう。
既定以上の年齢かどうかを確認するために入場前にID提示を求められる会場もあります(”ナイトクラブ”的なライブハウスに多い印象)。
会場はOKでもアーティストによってはMCでFワードなど子供の耳には入れたくない言葉を連発するミュージシャンもいますので、その辺りは、大人、親として読者の方が判断してくださいね。
▼ 小さいお子さん連れの時はこっちの方がおすすめです
eタバコとか大麻吸ってる
禁止はされてるはずなんですが、ハッパ持ってきて吸い始める人たちが、少人数ですが、います。
私自身はタバコも大麻も嫌いなので迷惑なんですが、いるんですよね〜。臭いんですよ、煙が。
そして、セキュリティも誰も止めにきやしません。
NYCのカンナビス事情
NYCでは21歳以上の大人が24グラムまでのカンナビス所持は法的に許されています(法律が変わったばかりです)。
It is now legal for adults 21 and older to possess up to three ounces of cannabis and up to 24 grams of concentrated cannabis for personal use in New York. Adults may smoke or vape cannabis wherever smoking tobacco is allowed under the smoke-free air laws, with a few exceptions.
NYC Health | Legal Adult Use and Possession in NYC(Accessed on July 15, 2023 (EST)
適当訳:ニューヨークでは、21歳以上の成人が個人使用のために最大3オンスの大麻と、最大24グラムの濃縮大麻を所持することが合法になりました。成人は、たばこが許可されている場所(禁煙法に基づく一部の例外を除く)で、大麻を喫煙または電子タバコで吸うことができます。
ニューヨークシティの火災法は非常に厳しく、建物内での喫煙は許されていないところがほとんどだと思います。
前に行きたければ行け 日本より簡単に行ける
音楽のジャンル、観客のノリ、会場の座席によるところも多いので一概には言えませんが、アーティストたちが出てくる前から必死に前列で張っているファンは日本国内の日本人ほどいない印象です。座席のないライブハウスなどのショーでは、日本のショーに比べて楽に前方に行けます。
ライブハウスでは、アーティストが出てくる前は適当に過ごしている観客が多いので「Excuse me~」と言って適当にうまいことすり抜けて最前、または前の方に行きましょう。始まったら前列の人たちはノリがいいので、そのノリに合わせてゆらゆら最前まで行きましょう。
観客が日本人より平均身長が高いことは忘れずに!
体臭が日本人よりキツい人が多いかも!
らいさわは低身長なので、目の前に隣の人のワキがあったり・・・そんな時はちょっと地獄でした
自国でスタジアム、ホール級アーティストもNYCではライブハウスで観られるかも!
例えば日本では「洋楽英語で歌ってるロック」ということでまとめられているアーティストたちも、実はアメリカのどこどこ出身、UKのどこどこ出身、という元を辿ってみると、イギリスやイギリスの影響がまだ強く残るイギリス元植民地などでは人気があるが、アメリカでは人気がない、ということもよくあります。
アメリカ国内の中でも、南の方の州では大人気のカントリー音楽もNYCでは人気がない、とかね。
日本国内だけでは感じにくいことだと思うのですが、土地柄で人気のジャンルが違ったりするんです。
だから、日本ではすごく人気でスタジアム、ホール級のミュージシャンで、チケット獲得するのが大変!というミュージシャンたちも、もしかしたら、NYCでは小さい会場で、簡単に、格安で、鑑賞できる可能性があります。
「ニューヨーク公演した」という肩書きのためにやってくる日本で大人気、大会場でコンサートを催しているミュージシャンも、NYCでは無名なため、小さなライブハウスで演奏していることもあります。大好きなアーティストを間近で見たいならNY公演参加おすすめです。
グッズ販売は日本と同じようにある
ツアーグッズも日本と同じように売っています。
「Merchandise」として囲ってあるエリアがグッズ販売です。
でも、日本の方がグッズは多くてデザインもおしゃれな印象です
NYCでもライブ・コンサートに行こう!
音楽ジャンルによってファン層やノリなどに違いがあります。らいさわはロックが好きなので、ここに書いたことは「ロック」コンサートの行き方をわたしなりに経験意見をもとにまとめてみました。
ニューヨークシティは世界都市です。数々のビッグアーティストが生まれてきましたし、住んでました(す)し、世界中のアーティストがニューヨークで演奏しにやってきます。
日本ではもう招待されずに観られなくなった海外アーティストも北米ツアーをしている可能性も高く、北米ツアーには、必ず/多分、ニューヨークが含まれてますので、貴重なライブに行ける可能性があります!
ニューヨークに来る前には、試しに好きなアーティストのスケジュールをチェックしてみてはいかが?
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