アメリカのフードバンクで食品の受け取りをしてきた

NY方丈記
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2020年の春。
コロナ感染者が急激に増加していたニューヨーク市。

市長がNY市立の学校を早急に閉校にしなかった理由のひとつが、ホームレスの子供達にとって、まともな教育を受け、食事を食べられるのが学校だからでした。

アメリカに来て日本と違うなと感じることのひとつは、社会的な弱者に優しい個人・団体が圧倒的に多いこと。

その団体・活動のひとつにフードバンクがあります。
らいさわがワクチン接種が広がる前のニューヨークで、フードバンクで配給されていた物をもらってきました。

我が家は普段より一汁一菜の質素な家庭ですが、それでも、フードバンクに頼らなくとも食事ができているいまの幸運と生活に、感謝をしなおすよい機会となりました。

アメリカでのフードバンクとは

フードバンク(FOOD BANK)とは、その名の通り、食糧の銀行。

小売店や農家などから寄付された(余剰)食品を生活困窮者などへ配分してくれる支援活動・団体です。

普段から活動がありますが、新型コロナによるパンデミック期間中、ワクチン接種が始まる前は、配給場所も、受け取る人も増えていました。

ニューヨーク市には違法滞在者も多く住んでいます。

彼らは元々低所得の上、現在までに連邦から数回に渡って支給されたStimulus Check(新型コロナ補助金)がもらえていません。

パンデミックにより失業された方も多く、無料で食べ物を配給してくれるフードバンクに頼っている家庭も多かったみたいです。

アメリカのフードバンクを受け取るにはなにをした?

我が家の近所にも、ほぼ毎週末食べ物を配ってくれているフードバンクの配給場所がありました。
多い日には、配給を待つ人の行列が数ブロックにわたってできていました。

ある日、配給を受け取る人の列が無い日がありました。
食べ物が入った段ボールが配給場所で山のように重ねられており、配っているボランティアの人たちも凍えながらたくさん立っていました。

「ボランティアの人たちも早く帰宅したいだろう」「行列に並ぶ必要が無く無料ならば」と自分に言い訳をし、ひと箱いただいてきました。

自分の名前や住所を聞かれることもありませんでした。

手がちぎれそうなほど重いフードバンクからいただいた箱の中身

いざダンボールを持つと、手がもげそうなくらい重かった!
女一人素手で運ぼうとしているのはわたしだけだったね!
旦那に車で迎えに来てもらおうとしたら、電話の着信に気づきやしない。

徒歩5分程度の距離が、三年くらいに感じたほど重かったです。
石の上にも三年、ではなくって、石くらい重いもの持ったら三年?

なんでそんなに重かったのかを一緒に見ていただきましょう!

すでにアメリカサイズなのが伝わるでしょう?

どのくらいの大きさかひと目でわかるよう、Microsoft Surface Mobile Mouseを隣に置いてみました。

まずはバッグに入った3パウンドのりんご。
1パウンドは450グラムちょっとなので、1.5キロ弱のりんごです。

期待は裏切られなかった。

やっぱりジャガイモ入ってた

さらにSWEET POTATO(さつまいも)まで! 

もちろんどっちも単位は「個」でなく「袋」。

ちなみにこちら、日本のさつまいもではありません。中身はオレンジで日本のサツマイモより甘さ控えめ。

わたしとむすめちゃんの乳製品の消費はすさまじいので、牛乳とヨーグルトはとても嬉しかったです。

むすめちゃん
むすめちゃん

このヨーグルト食べた後の容器で火山作ったよ~

すんごいでっかいアメリカンチーズのかたまりキターーーーーー!

こちら、1キロ弱の塊チーズでした。スライスもされていませんでした。

日本から送られてきたばかりの、ハローキティのマカロニを使ってMac and Cheeseを作ったら、むすめちゃんは大喜び。

肉類も入っていました。

うちの旦那は大喜びのホットドッグ用ソーセージ

マリネされたRotisserie chickenまで!

Rotisserie chickenとは、こっちのスーパーマーケットには、ほぼ必ず置いてある丸焼きチキン

大きなキッチンのあるスーパーマーケットでは、頭の無いまるごとチキンが、正中線に添って棒をツッコまれ、オーブンの中でゆっくりクルクル回されて炙り焼かれているのを見ることもできます。

この時にもらったチキンは、手羽がたくさん入ってました。
旦那さんは「旨い!」を連発してました。

いまの幸運と生活に感謝

以上、ある日らいさわがフードバンクでいただいてきた箱の中身をご紹介してみました。

その配給場所では週に一回配給を行っているようなので、1週間分の食料と考えたら、重くて当然ですよね。

わたしは、イモとリンゴと肉は、しばらく見たくないくらいの量を食べたつもりでしたが、それらをまさに主食として育った旦那は、別の日に車で行ってもう一度もらってきてました。

ほぼ同じような中身でしたが、さつまいもの代わりに玉ねぎ、ヨーグルトのブランドが違う、など小さな違いがありました。

毎食違うものを食べ、魚もたくさん食べる。イモはおかずのひとつであり、炭水化物はお米。一汁三菜」が、見方によってはとても贅沢で、裕福な証だと思いだしたのでした。

日本でフードバンクをもらう・寄付するには

パンデミックの今は、特に生活に困っている人たちはたくさんいると思うのです。

困っている方またはお知り合いに困っている方などいらっしゃったら、日本にもフードバンクの団体はあるようなので、一度お問合せしてみてはいかがでしょうか?

恥じることなく食品を配給してもらったり、逆に生活に余裕のある方々・団体・会社からの寄付やボランティアが、日本全国で増えるといいなと願っています。

▼ 「2.各フードバンク活動団体の紹介」にリストがあります

⁎ 本記事に載せてある記事の内容・情報は、今後は状況により予告なく変更になる可能性があります。最新情報・詳細は必ず各自でご確認ください。

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