海外留学、海外滞在経験のある方々にご協力をいただいたアンケート結果とともに、らいさわのアドバイスを留学に興味を持つ若者・親子に、留学先のリアルな口コミをお送りする第二回目。
▶︎ 第1回「英語で留学する国・行き先の選び方」を先に読んでいただくことをおすすめします!
今回のテーマは「留学経験のある大人達に聞いた その国を留学におすすめしますか? 留学エージェントは教えない(かもしれない)悪いところも教えます」です。
英語留学するならどこがいい? 留学経験者たちの国は?

「英語で留学する国・行き先の選び方」の記事でお伝えした、英語留学したことのある経験者・先輩たちから聞いた、リアルな経験談をご紹介します。
あなたが留学した国・地域へは英語を学ぶ「留学生」として行くことをおすすめしますか?

「アンケートで回答した国・エリアには「留学生」として行くことをおすすめしますか?」という質問に対して、75%が「おすすめ」でした。
今回このシリーズ記事にご協力いただいた方々の留学先はこちら。
大陸 | 国・地域 |
---|---|
北米 | アメリカ/カリフォルニア(CA) |
アメリカ/ボストン(MA) | |
アメリカ/ニューヨーク(NY) | |
アメリカ/ミシガン(MI) | |
カナダ/バンクーバー(YVR) | |
カナダ/エリア不明(CAD) | |
ヨーロッパ | イギリス/エリア不明(UK) |
オセアニア | オーストラリア/メルボルン(MEL) |
オーストラリア/シドニー(SYD) | |
オーストラリア/エリア不明(AU) | |
ニュージーランド/エリア不明(NZ) | |
アジア | フィリピン/バギオ |
しかし、率直さがウリのらいさわブログ。
留学エージェントは言わない可能性は高い、おすすめしない点、注意すべき点、デメリットがいくつか挙がっているので、ご紹介します。
*留学や滞在を考える方へのアドバイスとして親切に挙げて下さっている各個人の経験をもとにした各個人の考え・印象です。
必ずしもそうだとは限りませんし、押しつけの意見ではありません。誤解のないようお願いします。
留学エージェントは言わないかもしれない、おすすめしない点、デメリット

みなさんが書いてくれたことを読んでいると、国・地域に限らず「わかりみ」がすごい!
差別、格差、犯罪、物価、英語・・・そのあたりは、日本から来た人間にとっては、かなりわかりやすい違いを感じるポイントだと思います。
- 留学2学期目にキャンパス内でレイプ事件が起きました。2006年のことです。それからアメリカ長期滞在していないので、何とも言えませんが、治安がよくなっているとは思えません。図書館で夜中まで勉強していた私には、レイプ事件以降危ないので、それができなくなったことが痛手でした。(MI)
- ベイエリアはとにかく物価が高い。学校に日本人が多いので日本人の友達ばっかりになるかも(CA)
- 英語上達目的以外の人もかなり多い。NYは英語ができなくても全然生活できるところなので、英語習得だけに集中したいのであれば、別の土地がいいと思う(NY)
- 場所によっては治安が悪い。
冬の間、8割ぐらいは天気が曇りか雨(YVR) - 留学生にとって医療機関(歯科含む)が必要な時。診療の金額が高く、待ち時間も平均10時間ほどかかります。先進医療にも関わらず、診療科が細かく分かれ過ぎているため本当の緊急事態以外は大変不便です(CAD)

キャンパス内だから安全、ってことでもないんですよね。わたしがマンハッタンのキャンバスで学生をしていた時にも、キャンパス内のトイレでレイプ事件が起こってました
- アジア人差別は意外と感じる(UK)
アジア人差別、あります。
というか実は肌で感じる、見た目にわかる差別だらけですよ。
▼ 格差、差別がリアルに描かれている「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、訪問先がイギリス以外でも読んでいくことを強くおすすめします!
- バギオは比較的フィリピンの中でも治安の良い場所ですが、やはり人混み、夜は注意が必要です。フィリピン人から恨みをかったりすると、割と簡単に撃たれたり刺されたりするようです。

自分の常識から言うとたかがそんなことで・・・と言うことでも、人によっては殺傷事に発展することもありますよね。
英語留学にその国をおすすめする理由、メリットは?

さて、暗い話題が終わったところで、明るい話題です!
みなさんが各自、留学先をおすすめしている理由はなんなのでしょう!?
- 私の大学には日本人が少なめだったこと。日本語を教えておられる先生が日本の方でその方はよく助けてくれたし、中西部の日本語教育をまとめる素晴らしい教授です。以前、皇室の通訳を任されるほどのきれもの!いい意味で。(MI)
- 気候は最高。街が楽しい(CA)
- 学生都市しかも世界的に有名な大学もある。出会う人も多種多様。視野が広がる。良くも悪くもいい経験(MA)
- 街が綺麗、自然が多いので過ごしやすい
- 留学生が多く、現地の人も留学生に対して理解がある
- 1時間ぐらい遠出すれば、冬はスキー・スノボーを楽しめる
- 比較的治安がよく、移民大国なので色々と寛大な人が多いと思います
英語もイギリス英語とアメリカ英語の間でいいとこ取りしている国だと感じます - カナダの主要都市は交通機関も整っているので移動も便利です(日本と比べものにはなりませんが笑)
- バンクーバーやトロント、ケベック州など在住の日本人がおりコミュニティに参加したい場合、容易です(以上カナダ)
>>> ニューヨークに関してはらいさわNYブログでどうぞ〜

- 日本からのアクセスが良い
- 日本との時差が少ないので(1時間~2時間)日本の家族との連絡が容易、一時帰国して戻ってきた際も時差ぼけがない
- 学生ビザで学期中は20時間就労可能。お小遣いの足しになるし、海外でのバイトは貴重な体験
- 移民が多い国なので各国の料理がリーズナブルに楽しめる。食材も手に入りやすく、大手スーパーマーケットには日本・アジア食材のコーナーもある
- 政府が運営している24時間365日無料で利用できる通訳サービスTIS(Translating and Interpreting service)は心強い
- シドニーのデメリットとして物価が高いことを上げる在住者も多いのですが、スーパーマーケットの割引率も高いと感じています。毎週、特定の商品が半額になるセールを開催しているので、そこを狙って買い物していけば食費・日用品はだいぶ節約できます
- どのレベルで勉強するかにもよりますが、専門学校レベルだと、学費は安く済む。資格があれば、在学中・卒業後に資格を使って就労可能。永住権まで狙える場合がある
- よほど田舎に行かない限り、車はなくとも公共交通機関で生きていける
- 日本ほど安全ではありませんが、常識の範囲内で行動すれば危険は少ない
- 全体的に優しい、明るい人が多い
- オーストラリア人とは何か?と定義するのが難しいほど、さまざまなバックグラウンドを持つ方が住んでいて多様性に富んでいる(以上オーストラリア)
- 物価や生活費が比較的安く、日本との時差が少ないので、留学前準備もしやすく、留学中に家族とも連絡が取りやすい
- 季節、生活習慣、食べ物が許容範囲で、基本的に人はフレンドリー
- 沢山の自然が身近にあり、気軽にアウトドア活動が満喫できる
- アイス、ビール、ワインが美味しく、伝統料理から世界の料理まで味わえる
- 時間の流れがゆっくりで生活しやすい
- マオリ文化に触れることもできる
- 最低限のマナーを理解していれば、治安は比較的良い。最後に、オーストリアにあるような、蛇やワニが敷地内に!はない。そもそもヘビやワニはいない。(以上ニュージーランド)

「留学生にフレンドリーな土地」は人によっては、結構大事かも! アメリカでは、ニューヨーカーは礼儀がなってない、フレンドリーじゃないという声がありますが、初めてワシントンDCに行った時に、ホテルの前で現地の人に何度か挨拶されびっくり。確かにニューヨーカーにこの種のフレンドリーさ、礼儀はないな、と思いました。笑
- フィリピンの語学学校は基本的にマンツーマン授業があるので、コミュ障さんでも矯正的にしゃべらされるために口から嫌でも英語を口にできます。 タクシーやショッピングモールでもフィリピン人は気さくに話してくるので嫌でも英会話する機会に恵まれます。
▼ 英語の違いを感じるには、体験してみることが一番! オンラインで体験レッスンしちゃいましょ!

>>> 目的に合わせてのレッスンができるmytutorは無料体験実施中!オンライン英会話

まとめ
気候、就労法、街並み、安全性など、それぞれに大きな特徴もありますが、差別、格差、など、どこの国・地域にも(もちろん日本にもあるし)共通してみられる事柄も挙げられていましたね。
怖いから行かない、ではなく、実際に行ってみてそれ(差別とかね)を感じる、なぜそのような状況になっているのか考える、意見を持つ・・・大事だと思います! 大変興味深いです!

学生に必須の英語エッセイは、知識・実際の経験・多角的な視点を持っていると書きやすいですよ!
わたしも差別に関係のあるちょっとした出来事をnoteに書いたことがあるので、良かったら読んでみてください ▼
第3回「最悪なホストファミリーがいるって本当? 留学生の海外ホームステイ経験談集めました」に続きます。
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