これから留学を考えている方々に向け、らいさわが留学経験者たちのリアルな声を聞いてまとめてみたシリーズ連載も第7回目になりました。
今回アンケートに回答をくださった方々みなさま、英語圏への留学が役に立ったと答えています。
TOEIC、TOFEL、IELTSなどの英語能力を測るテストスコアのみならず、多方面で役に立っていると考えていらっしゃる方が多いのですが、具体的に現地でどのような勉強していたのでしょうか。
聞いてみた結果ベスト3とわたしの意見を絡めながらお伝えします。
現地での英語の勉強方法 1位:現地の大学、高等教育機関での授業と宿題

圧倒的に現地の大学(または高等教育機関)での勉強が1位でした。
わたし本人も、最初はろくでもない人間が教壇に立っている安いだけが取り柄の語学学校から始め、
NYCのコミュニティカレッジ(NY市の短大)を卒業しましたので、その違いがわかります。
語学学校は誰でも通うことができますが、高等教育機関(大学など)は、最低限の英語ができる=例えば、「テキスト一晩で数十ページ読んでくる」とか「レポートが書ける」最低限の英語力がないと、一部の授業を受けられません(NY市の短大では英語の補習クラスに入れられます>単位は取れず留学生には学費は高いのでできれば避けたい)。
そのため、英語の勉強が必須=自然と上達しているわけです。
ここで習得するレベル・内容の英語が、卒業後の就職に大きく関わってくるので、個人的には、下手な語学学校に行くよりも、絶対、高等教育機関(短大、大学、職業訓練校など)へ進学することをお勧めします。

外国人が入学するために要求される英語力、テストの種類・スコア(点数)は、学校・学部によって違います。行きたい学校のテストの種類、スコアがわかったらその目標に向かって日本国内で必ずレッスンしていきましょう!

>>> 目的に合わせてのレッスンができるmytutorは無料体験実施中!オンライン英会話
現地での英語の勉強方法 2位:現地の人たちとの交流

日本語は使えず英語しか交流方法がないとなれば、否が応でもコミュニケーションが英語になりますからね。自然と英語脳になっていくものです。
友人・恋人との交流、パーティに行く

話が弾まない、会話が続かないと、その場限りの友人・恋人で終わります。これは英語に限らずですが。
趣味が合う、心を通じ合える深い関係を築くことができるよう、まずは自身の魅力を磨くこと、そして話題を提供できる国語力が大事!
英語でなくとも普段から本を読んだり、ニュースを見たり映画を見たりなど、教養を深めておきましょう!

自分で書いておきながら耳が痛い・・・
スポーツチームなど現地のグループに入る

趣味がある人はその趣味のチーム、グループに入ってみることもいいですね!
言葉は通じなくとも、「好きなこと」という共通の趣味でカバーできることが多いと思います。
「英語」と言っても、話す内容によっては使う英語が違いますからね。

わたしは今ヒップホップな街に住んでいますが、ヒップホップミュージックをほとんど聞かないので、全く頭に入ってこないどころか、歌詞を見ても「???」となります
現地の人とのルームシェア、ホームステイ

ルームシェア、ハウスシェア、ホームステイが語学上達に役立ったと考えていらっしゃる方々がいました。
NYCでのルームシェア歴が長いわたしの意見は、必ずしも「ルームシェアは英語上達に役に立つ」とは言えず、ルームメートの英語力&性格、彼らとの関係、自分の性格によるところも大きく左右するかな、と考えてます。
また、ルームメートの英語がネイティブまたは上級であればいい、というだけではないんですよ。
住まいは毎日の生活基盤となる家の中のことなので、一緒に過ごす中で生活の仕方や常識が違いすぎることも多々発生し、ストレスが溜まりやすかったりもします。そうなると語学向上どころではありません。
ただ、まったくの他人と一緒に暮らすという経験は、先の人生で必ず何かの役に立つ、ということは断言します。

心臓に毛が生えます
現地のお店、レストランなどでの店員との交流、自分がアルバイトをする
▲「らいさわNYブログ|ニューヨークのレストラン、カフェ内での飲食の流れ・マナーをサクッとおさらい」
近所のスーパーやレストランの常連になると(ならなくとも)店側の人たちと日常会話をするようになってくるいうパターンもあります。
お持ちのVISAで就労が許されるなら、現地で働くことはとてもおすすめ。
わたし自身接客業で働いていたことがありますが、フレンドリーなお客さんや常連さんと日常会話をしたり、友達になったり、デートに誘われたり、別の仕事に引っ張られたりなどの機会に恵まれることも。
お金ももらえるし、経験にもなるし、働けるなら働いたほうが良いと個人的には思います。

友人同士だと使わない非常に丁寧な英語を使える機会です
▲ らいさわがレストランでアルバイトしていた時の話の一つ「LOST」全話チャレンジ中に思い出したこと」
現地での英語の勉強方法 3位:現地の英語のTVを見る

みなさん、日本でも現地でも、英語のTVを見ることを挙げていました。
好きな番組を見れば良いとは思うのですが、個人的には、住んでいるその土地のローカルな番組を見るのが一番いいと思っています。
例えば私ならニューヨークシティ、アメリカ。
英語にも方言がありますし、英語話せなくても当然な顔をしている人たちも多く、文化もかなり特異というか。
言語と共に、その土地の文化、歴史を一緒に勉強することが上達を早くするコツのひとつです。
ありがたいことにニューヨークシティを舞台にした映画、T V番組は数え切れないくらいあるし、毎日の生で放送されるアメリカのニュースもニューヨークシティのスタジオからのものも多いです。
私が留学生時代に見ていたTV番組のいくつかをご紹介します。

ちなみにわたくし、アメリカ(NY)英語に慣れた今、イギリス英語が聞き取れませぬ

英語が聞き取れない時は子供向けがおすすめ!
英語が読めない、聞き取れなんてレベル0であった留学超初期は、幼児用のチャンネル、TV番組を見ていました。
文字通り、教科書通りの英語が出てくる確率が高いし、一文が短く覚えやすい!
幼児教育も兼ねているので、慣習の違いなどもたくさん学べます!
セサミストリート(Sesame Street)は当然のこと、

セサミストリートはすごいんですよ!各国・地域の慣習に合わせて内容を変えているそうです。ちなみにアメリカはNYCにあるスタジオで制作されています

アメリカ育ちには超有名巨大な赤い犬クリフォードもよく見ました。

自身の生活環境に合った舞台のシットコム
子供番組が耳に入るようになってくると、その後は、
- 朝のニュース(NYCのスタジオからの放送のもの)
- シットコム(Sitcom)= Situation Comedy(シチュエーションコメディ)またはドラマ・映画
- 夜中のトークショー
をセットでほぼ毎日見ていました。
NYC舞台のおすすめTV番組
シットコムは生きた英語がよく使われています。
らいさわが留学生時代に見ていたものなので、ちょっと時代を感じるところもありますが、面白いだけでなく、使われている英語もリアルな生活・会話に大いに役に立ちます。

▲ 最っっ高に面白いです!! 美人でスマートなティナ・フェイと仲間たち。笑 まず見てほしい。クリスマスツリーとアイススケートリンクでお馴染みロックフェラーセンターがたくさん出てきますよ
▲ レゴでもセットが発売されたり、ポップアップショップがオープンしたりといまだにファンの多いフレンズ

▲ シットコムではないけどフレンズと同じく根強いファンを見かけるSATC. らいさわは興味ない話題&コミュニティすぎて撃沈しましたが、高級ファッションに身を包んで恋愛を楽しみたいタイプの方々は好きなのかも
(夜中の)トークショー
アメリカでは大きな放映局で毎夜トークショーが生放送されています。
その日にあったことを話題、ジョークにし、旬なゲストを迎えます。
司会をする人たちはかなりのトーク・ユーモアスキルを必要としており、日本ではあまり知られていなくともアメリカ国内(または英語圏)では超有名です。英語でのジョークが学べます。
日本と大きく違っていて面白いのが、アメリカ政治は二大政党(民主党と共和党)でほぼ行われているのですが、日本と違い、TVのチャンネル、州、地域、芸能人など、どちらの党を支持しているのかを明確にしていることがわかりやすいので、内容や発言も支持している党寄りだったりします。
NYでは土曜日の「Saturday Night Live」は、選挙前になるとコメディアンたちが政治家たちをヤジるので特に面白くなります。
まとめ
人それぞれですが、実際に留学をして英語が上達した、役に立ったと感じている方々の当時の現地での勉強方法をベスト3をベースに私の経験、アドバイスを入れてみました。
海外ドラマを見たり、英会話レッスンやテストの勉強など、自国内できることもたくさんあるので、これから留学を控えている方は、日本国内にいる時からできる範囲で準備しておきましょ〜♪
▲「Weblio英会話の無料体験レッスンを受けてみた口コミ」
⁎ 本記事に載せてある記事の内容・情報は、今後は状況により予告なく変更になる可能性があります。最新情報・詳細は必ず各自でご確認ください。All information on this web site is subject to change without notice. Reasonable efforts are taken to ensure the accuracy and integrity of all information provided here, but the author/administrator of this website is not responsible for misprints, out-of-date information, or errors.
コメント