「マネーオーダー」って聞いたことありますか?
インターネットで簡単に送金できる今の時代、聞いたことがない方もいるかもしれません。
Money Order(マネーオーダー)とは、アメリカの普通為替(かわせ)のことです。
わたくし、たまーに利用しなくてはならないので、ついでにブログ記事にしておきます。
Money Order(マネーオーダー)とは、アメリカの普通為替
クレジットカード、インターネット、スマホが当たり前になった今の世の中では「普通為替」自体利用したことがない、聞いたことがない方々もいるでしょうね。
「普通為替」とは・・・
現金を普通為替証書に換えて送付する送金方法です。
ゆうちょ銀行|普通為替(Accessed on 02.20.2023)
日本国内にも、アメリカ国内にも古くからあるサービス。
受取人を指定するので、現金をそのまま送るよりも安全なんです。
チェック(小切手)とマネーオーダ(普通為替)の違い
チェック(小切手)とマネーオーダ(普通為替)の違いをもう少しだけ掘り下げてみましょう。
チェック(小切手)は銀行口座と紐づけられており、支払先(受取人)現金に換える(または自身の銀行口座に入金)時点で、その額が支払人の口座から引き落としされることになります。
チェックは支払い人と銀行の間に信用(口座開設)がないと使えないものに対して、
マネーオーダーは、誰でも買えます。
支払人が決めた金額を郵便局、銀行などマネーオーダーを取り扱う窓口に行って手数料と共に先払い(購入)するだけ。
受け取る側としても、小切手だと不渡り(現金化しようとした時に銀行口座に十分な金額が入っていないため決済ができない)なこともありますから、マネーオーダーの方が安心する、という面もあります。
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アメリカでの普通為替、マネーオーダーはどこで買う?買い方は?
アメリカ国内でマネーオーダー購入をするのに一番手っ取り早い場所は、郵便局(USPS)。
その他、ウエスタン・ユニオン(Western Union)、マネーグラム(MoneyGram)、銀行、信用組合、小売店(ウォルマートなど)などで買うことができるはずです。
ニューヨーク市内では、送金、キャッシングサービス、私書箱サービスなどを行なっている小さなお店が至る所にあるのですが「Western Union」、「MoneyGram」とサインを掲げていると、マネーオーダーを取り扱いしていることが多いです。
わからなければお店の人に聞いてみましょう。
アメリカでの普通為替、マネーオーダーの買い方は?
郵便局や、マネーオーダーの取り扱いをしている窓口に行って
Can I get a Money Order for $xxx(値段) ?
とでも言えば
$xxx(+手数料)
と言ってくるので、その金額を現金、またはデビットカードで払うだけです(クレジットカードはダメです)。
USPS(アメリカの郵便局)マネーオーダーの書き方
マネーオーダーは、郵便局で買うのが一番おすすめ。
手数料が一番安いはずです(この時は確か1ドル前後の手数料だったと思います)。
実際に買ってきた郵便局のマネーオーダー↓。
マネーオーダーへの記入の仕方は、基本的にチェック(小切手)と同じ。
- 「Pay to」の欄には、受取人の名前(受取人から聞いた通り、正式名称を書きましょう!)
- 右下の「From」と「Address」に自分の名前と住所を書きます
USPS(アメリカの郵便局)マネーオーダーの書き方の実例
必要事項を記入し終わったら、切り取って、自分のレシートは手元に保管。
マネーオーダーのみ受取人に送ります。
▲ アメリカ国内の住所の記入に困ったらこちらの記事をどうぞ
ウエスタンユニオンのマネーオーダーの書き方
郵便局は家から遠い、窓口にいつも人の行列があるから行きたくない、という方々はWestern Unionなどのマネーオーダー取り扱いがあるキャッシュサービスのお店、小売店などに行きましょう。
購入金額、窓口によって手数料は違うと思いますが、私の場合、近所のキャッシュサービスのお店で$20のWestern Unionのマネーオーダーを購入。$2.50くらいの手数料を取られました(2021年)。
ウエスタンユニオンのマネーオーダーの書き方の実例
私が買ってきたWestern Unionのマネーオーダーはこんな感じ。
▲このマネーオーダーの詳細は「日本の小学校の教科書をアメリカ・海外から購入、お取り寄せ?」にあります
見た目や記入の仕方は、小切手またはUSPSで購入するマネーオーダーと基本的に同じなんですが、郵便局で購入したマネーオーダーは「Name(名前)」となってますがWestern Unionの方は「Signature(署名)になってました。」
- 「Pay to the order of」の欄には、受取人の名前(受取人から聞いた通りに、間違えないように書きましょう!)
- その下の「Address」と「Signature」には自分の住所と署名
を書き込みます。
裏面は、支払先(受取人)の署名欄がありますが、支払人(自分)は特になにも書かなくて良いです。
受取人側が、現金化または銀行口座に入金する際に署名をします。
2枚付いてきますが、写真の上の方がマネーオーダーで、下は自分用の控え(レシート)ですので切り離します。
万が一紛失した際には重要なので、マネーオーダーの情報を全て書き込んで保管しておきましょう。
必要な情報の記入が終わったら、そのマネーオーダーを受取人から指定された住所に送るだけです。
記入済みのマネーオーダーを受取人に送っておしまい
簡単なんですが、コンタクトレス決済が進んだ今では、非常に面倒です。
できれば全てオンラインで終わらせたいとは願っているものの、たまーに、あるんですよね、小切手、またはマネーオーダーでの支払いをお願いします、っていうのが。
アメリカでマネーオーダーを購入することになってしまった方へ、お役に立てれば幸いとは思っています。
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