娘ちゃんのアメリカ国籍のパスポートをアメリカ国内で更新しました。
わたしが彼女の正式な親として行った手順をメモしておきます。
パスポート更新をする子供の生活環境によって必要書類は異なります。
娘ちゃんは、わたしと結婚している旦那との子供で、アメリカ国内の1つの住所に親子3人で住んでいます。娘ちゃんはアメリカ人です。
16歳以下の子供のUSパスポートは、更新といってもほぼ新規申請
娘ちゃんは10歳。2回目の更新で、今回の申請では彼女のパスポートは3冊目になります。
16歳以下のアメリカ人の子供は、更新と言っても、実質的には「5年間のみ有効の新規パスポートを申請する」ということになります。
アメリカ国籍の子供のパスポートの申請と更新の手順
私が娘ちゃんのパスポートの更新を行った手順を簡単に示すと、下記のようになります。
- STEP 1書類を事前に準備する
- STEP 2パスポート申請窓口(郵便局)を予約する
- STEP 3子供本人と子供の父親と一緒に申請書を郵便局に提出に行く
- STEP 4パスポートが届くのを待つ
STEP1: 必要書類を事前に準備する
必要な書類は、事前にしっかりと準備・確認して持っていきましょう。
実は、今回持っていくのを忘れた書類があって、2回も行きました。泣
冒頭にも書きましたが、
パスポート更新をする子供の生活環境によって必要書類は異なります。
我が家はニューヨークで産まれた娘ちゃんの、ニューヨークで結婚して、離婚もしてない私と旦那の子供、しかも娘ちゃんのパスポート申請はこれが初めてではない、という、手間がかからないケースです。
持参した書類はこんな感じです。
申請書類フォームDS-11へ記入または入力して印刷
新規アメリカパスポート申請フォームDS-11に記入します。
「Form DS-11」と伝えてもわからない郵便局員もいると思うので、「パスポート申請用のフォーム」って言ったらくれるはずです
娘ちゃんのパスポート写真
パスポート写真は、申請書提出時に、写真撮影もお願いすれば撮影してくれます(写真対応が可能な窓口での事前予約が必要)。
わたしは、白い壁を背景に娘ちゃんを立たせ、スマホで写真撮影。自分で規定通りに画像をサイズ加工>写真用紙に印刷>カットして持っていきました。全く問題ありませんでした。
念のために、自分で申請書には貼り付けずに、後ろに娘ちゃんの名前を油性ペンで書き込んでおき、申請時に、郵便局窓口係に書類と一緒に渡しました。係は、その場で糊で貼ってました。
更新なので、娘ちゃんの前回のパスポート
フォームは「新規申請」用を使いますが、あくまで「更新申請」。
コピーではなく、原本の提出が必要でした。
娘ちゃんのBirth Certificate(出生証明書)のコピー
娘ちゃんの身元の証明と、私と旦那の子供だと証明する書類ですね。
わたしは旦那との子供の娘ちゃんをアメリカ、ニューヨーク市で出産したので、ニューヨーク市が発行した「Birth Certificate(出生証明書)」を持っています。
この「Birth Certificate」には、娘ちゃんがわたしと旦那の子供だということが記載されています。
子供の両親のID、公的証明証のコピー
前記の「Birth Certificate」に記載されたわたしたち両親の本人証明として、わたしはわたし自身と日本のパスポートを持参。
本当はコピーして持っていかなくてはいけなかったんですけど、わたしのパスポートは原本だけ持っていってしまってたので、郵便局員がいやいやながらその場でコピーを取ってくれました。
事前にコピーを持参していきましょう!
片親しか子供に一緒に申請に行けない場合
旦那が仕事に行っている時間帯に申請しに行ったので、旦那が一緒に行けなかったんですね。
だから、追加書類を事前に準備して、持参しました。
おうちにプリンターがない方で、フォーム「DS-11」を事前に郵便局窓口でもらう方は、このフォーム「DS-3053」も一緒にもらっておきましょう!
「Notarize」は、書類とIDを持ってNotary Public(公証人)の目の前で宣誓して署名するだけでOK。店先に「Notary Public」って書いてる小さなオフィスや、UPS、銀行、不動産屋などでもやってもらえます。(窓口によって、無料、または少しの手数料を現金で払う必要あり。)
費用と手数料はチェックまたは現金で支払う
フォームDS-11に、申請する書類(ブック、カード、または両方)にチェックを入れるところがあるのですが、それに合わせて、費用を用意します。
通常は、パスポートブックで十分かと思いますが、カードも一緒に申し込めます。
なるべく早くパスポートを受け取りたい場合は、追加手数料を払うと、手続きを早く進めてくれます。
パスポート更新費用は、現金を持っていきます。
チェックかマネーオーダーで支払います。
マネーオーダーは郵便局窓口で申請時に同時に購入できるので、現金を持って行くだけでOKです。
STEP2: パスポート申請窓口(郵便局/USPS)を予約する
必要書類が全て手元に揃ったら、郵便局窓口で予約を取ります。
パスポート写真撮影をお願いしたい場合は、ここで、写真撮影 (Photo Services) も一緒に予約します。
STEP3: 子供本人と両親が一緒に申請書を郵便局に提出に行く
パスポート更新をする子供の両親、または法定後見人が一緒に申請に行きます。
前述の通り、うちは、旦那は一緒には行かなかったので、事前に準備した書類も一緒に持参しました。
これらを全て担当の局員が確認。問題なければ、マネーオーダーを支払って全てを預けておしまいです。
STEP4: パスポートが届くのを待つ
新しいパスポートの推定処理、発行される時間、「Processing Time」は、申請した窓口で教えてくれる、またはTravel.State.Govで確認することもできます。
アメリカの郵便局はほんっっと!!信用ならんので、申請後は、申請書ステータスEmailアップデートに登録しておき、自己責任で頻繁にステータスチェックをしましょう。
今回の娘ちゃんのパスポートは、特に急いでいなかったので、Expeditedは申し込みませんでした。
4−6週間で自宅の郵便ポストに届く、ということでしたが、まず最初に、新しいパスポートブックが、2週間弱で届きました。
申請書をはじめ、コピー書類などは戻ってきません。
送られてきたものは3つ。
これら、全て別々に届きました。
今回、パスポートカードってなんじゃと興味があって注文してみたんですが、手元に届いてみて思う。
特に必要なかったかな〜。
「国際線フライトにはパスポートカードは使えません」
アメリカ国内のID代わりに使えるものなんですけど、いまのところ、日本と違って「年齢をしっかり証明するものを提出しないと小児料金は認めません!」て口うるさいことを言ってくる機関などはほぼないんですよね。
中学生になったら便利、って思うかも! ちょっと様子見ます。
まとめ
16歳未満は、5年間有効パスポートしか作成できないので、我が家の娘ちゃんに関しては、この手続きがあと1回あります。自分用のメモのついでに、同じような状況ので、英語が苦手、という方のために記事を作成してみました。
お役に立てたら幸いです。
繰り返しますが、
パスポート更新をする子供の生活環境によって必要書類は異なります。
娘ちゃんは、わたしと結婚している旦那との子供で、アメリカ国内の1つの住所に親子3人で住んでいます。娘ちゃんはアメリカ人です。
必ずご自身で、Travel.State.Govのサイトを確認してくださいね。
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