日本に帰国してる間のことです。親戚のおじさんと話していました。
アメリカじゃ納豆が高いもんで、自分で作ってるのよ
納豆鉢買って帰れば〜
なんじゃそりゃ!!
納豆鉢とは
「納豆鉢」とは、納豆を美味しく混ぜるために作られた専用の陶器、鉢。
日本の伝統的な食文化の一つ「納豆」をもっと美味しく食べるために、文化を知り尽くしている日本の職人が手作りすることが多く、その形状や内側の細かな凹凸が納豆を効果的に混ぜるために最適化されているそうです。
納豆鉢を使う効果は
では、実際に納豆鉢を使うことで、どのような違いが感じられるのでしょうか?
ふわっとした粘り気が増し、食感、風味アップ
納豆鉢はその形状のおかげで混ぜる間、均一に力が伝わり、空気もより含みしっかりと粘りが出、さらにふわっとした食感を楽しむことができるそうなのです。
納豆本来の効果、効能があがる?
納豆は、混ぜれば混ぜるほど、納豆菌の働きが活発になり、風味が豊かになるそうですが、納豆鉢でしっかり混ぜることで、まろやかでコクのある味わいが一層引き立つそうな。
かもしか道具店の納豆鉢買ってみた口コミ
さて、私が購入した納豆鉢は
かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」
その他、使い勝手や好みによって選ぶのが良いと思います。
種類 | 色 | おおよそのサイズ | 容量 | 容量のめやす |
---|---|---|---|---|
ふつうサイズ | 黒、白、藍 | W15cm(φ10.7cm)×H7.3㎝ | 200ml | 納豆2パック |
こぶりサイズ | 黒、白、藍 | W13cm(φ9cm)×H6cm | 100ml | 納豆1パック |
納豆鉢ってすり鉢とどう違うの?何が違うの? すり鉢でよくない?
最初にインターネット検索で写真を見た時に
すり鉢とどう違うのよ? すり鉢ならもう持ってるんだけど
そう思ったわたし。無印良品のをはじめ、実際にいくつかの小さめなすり鉢を見てきたんですよ。
すでに持ってているすり鉢が非常に大きいので、小ぶりのものに買い替えたいと思っていたので、サイズなんかは良かったんですけど、
最終的に、わたしが、かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」を購入した決め手となったのはこのような理由でした。
内側の溝凹凸が深すぎず、洗う時に粘りが残りにくそう
たまに使う我が家のすり鉢。使用後の溝に胡麻なんかが溜まって取れにくいんですよ。カンパーニュ焼いた時にバヌトン(発酵かご)代わりに使ったら小麦粉が詰まっちゃって洗って乾かしたらいまだに小麦粉が詰まっているのが見えます・・・。
地道にスポンジで食器を洗う私にはいらっとする件です。
でも、実際に店舗で見ると、かもしか道具店さんの「なっとうバチ」は、我が家のすり鉢や、その他、この目で見たすり鉢よりも溝が浅かったんですよ。
実際、かもしか道具店さんの「なっとうバチ」はこのイライラを軽減するのがウリのひとつとなってました。
納豆の粘りを引き出す内側の溝。(中略)
出典:「なっとうバチ」(かもしか道具店)(https://www.kamoshika-douguten.jp/cts/product/nattoubachi/)Accessed on 11.02.2024(EST)
洗う時はネバつかず簡単に落ちてお手入れらくらく。
納豆を食べた後の器も同じく。一度水で納豆菌を流してからでないと、スポンジにがっつりネバネバがついてしまいますからね。これは非常に大きな決め手での一つでした。我が家には食洗機がないので!
持ち手が小さい手の私でも混ぜる間の支えになりそう
実際に、お店で手に取ってみると、手が小さいわたしには「こぶり」の方がしっくりと馴染むサイズ感でしたが、我が家は家族全員納豆好きなので、少し大きめの「ふつう」サイズが良かったんですよね。
かもしか道具店のなっとうバチは持ち手がついています。この「ふつう」サイズ、私の手には少しばかり大きいのですが、説明書に描かれているように、持ち手を親指と人差し指の腹の間に挟んでから包むように持つと片手で持っても安定感しました。
陶器の色合いが美しい
我が家は狭いので、最低必要限しか食器を持っていません。さらに趣味もあって、我が家の食器類はとにかくシンプルなものが過半数を超えます。元々持っているすり鉢は大きくて邪魔なので奥深くに隠してますし。
そんな地味な食器棚のなかに、日本の陶器ならではの温かい藍色の色味がぽつん、と入って映えているのを店先で想像して、
いいやん、いいやん〜〜
買っちゃいまして、ニューヨークに持って帰ってきました。
かもしか道具店の納豆鉢と普通のボウルで混ぜ比べしてみた
ニューヨークに帰ってきてから使用してみましたかもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」のレポートをお伝えします。
自作の手作り納豆が完成。
普通のご飯用のお茶碗と、かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」に同じように自家製納豆を入れました。
ご飯用のお茶碗に入れた納豆を混ぜました。
箸を変えて、かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」に入れた納豆も同じように混ぜました。
箸が当たる感触が違います。
かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」に入れた納豆を混ぜた時は、箸が鉢のに当たる度のざらっとした感覚で箸の塗料が剥げるんじゃないかしらと心配になり、自然と混ぜる速度がゆっくりになりました。
専用の混ぜ棒があると良かったなと思います。
混ぜ終えて、納豆ご飯にしてさらに混ぜたところです。
この写真じゃ、よく伝わりませんね。見た目にはそれほど違いがなかったです。
でも、混ぜている間の感触と食べた食感は、かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」に入れた納豆のほうが「ふわっと」してる感じがありました。正直に言いますと、この時は、そこまで劇的な違いはありませんでした。
納豆鉢はおすすめできるのか? 買って使ってみた結果と感想
この度の自家製納豆を使っての比較は、言わなきゃ気づかない程度でした。でも言われると確かに少し違う、「ふわっとしてるかも」という感触もありました。元々、この自家製納豆があまりねばりがなかった出来、というのは大きな要因な気がします。
かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」を、買って後悔はしてるか?聞かれたら、全くしてません。
冒頭に、「わたしが、かもしか道具店「なっとうバチ・ふつう・藍」を購入した決め手」を記しましたが、
納豆の味以外の付加価値の方にも興味を持っていかれてたんで、結果として
洋風のシンプルな我が家の食器群の中で常に目を引き、納豆以外にもちょっとしたおつまみや、お漬物なんかも入れられ、食卓に置いた時に、いかにも日本の食卓!といった雰囲気が出、非常に満足。
今度市販の納豆で試してみてリポート&更新しますので、また見にきて下さいね。
納豆をもっと美味しく食べたい、いつもの納豆に飽きてきたという方は、ぜひ納豆鉢を試してみてください。
ユニークなギフトとしてもおすすめです。
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