海外在住者にとって日本への一時帰国は、楽しみの一つ。
わたしは我が家の娘ちゃんが0歳の頃からニューヨークー日本間を何度も飛んでいます。
ワンオペだったり旦那と一緒だったり。この記事では「子連れ日本帰国前のチェックリスト」を作成してみました。
子連れで初めて帰国する方や、はたまた初めて海外旅行をする方々など、どなたかのお役に立てれば幸いです。
参考: NY-日本(東京)間は直行便で約12〜14時間です。
アメリカ、日本国内で乗り換えがあるとさらに長旅だよ!!
国際線に乗る前に荷物に関するルールの確認
まず、各国に持ち出し、持ち込みが禁止されているものなどの法律があるので、慣れていない人は確認しましょう。
特に、アメリカ入国時は厳しい! わたしはバナナ持ってたら空港で止められ、没収されたよ〜
そして、国際線にチェックインや持ち込みができる荷物の数は航空会社、飛行区間、チケットのクラス(値段)など、によって違いがあるので、か、な、ら、ず! 事前に確認しましょう!
TSA PreCheckやGlobal Entryという事前に登録しておいて当日のセキュリティチェックを少し楽にする有料プログラムもあります。我が家はそれほど頻繁に海外旅行しないので、特に入ってません。
バシネット(簡易取り付け型ベビーベッド)の予約は忘れずに!
小さな赤ちゃん連れの方は必ずバシネット席の事前予約をしましょう!
可能なら日系航空会社で!
FAさんも気遣ってくれるし(ワンオペ帰国なら、トイレに行っている間は抱っこしてくれたり、赤ちゃんを見守っててくれた!)、ほんっとうに楽・安心です!!
>> JAL 「ママパパも赤ちゃんも安心!JALのおでかけサポート(国際線)」
>> ANA「小さなお子様連れのお客様 (国際線)」
母と子供1人で国際線飛行機に乗る時の荷物の例
わたしが乗る日本ーニューヨーク間飛行機では、通常、スーツケースを2個まで無料で預けることができるので、私(と小さな子供)の日本帰国時の持ち物(バッグ)はこのような感じです。
片手が空く、または、すぐに手が自由に動かせるような荷物の持ち方を意識しています。
東京などでエアポート以外での乗り換えも多いので、自分たちで運べない荷物は持ちません。
日本の自宅や宿泊先から空港まで荷物を運んでくれる宅配サービスは、子連れや空港までの足(自家用車)がなく、送迎に来てくれる家族などがいない人間にとっては大助かりのサービスです!
チェックインする、硬いスーツケースに入れる物
日本の家族や友人へのお土産などのなかで、グラスなど割れやすい物や、形をなるべく崩したくない物があれば、優先して硬いスーツケースに入れます。
服などで包んだり、柔らかいものや空気の入った物(ポテトチップスなど)を周りに配置します。
なるべく整頓してMS Excelの表のように詰めて入れると移動時に崩れにくいです。
国際便はスーツケース1つにつき23kgくらいまでOKという重量制限があり、私は少し余裕を持って18〜20kgを目指しながら詰めます
チェックインする大きなスーツケースには貴重品入れない
大きなスーツケースはチェックインをしますので、宿泊先に到着するまで開ける必要のない物だけを入れるようにしています。
貴重品も入れません。悪行(盗難)を働く人も多いので、わたしはアメリカの空港で働いているスタッフを全く信用してません。
あと、子供が1歳を過ぎてどこにでも歩いて行く時期があるんですが、そんな時は、スーツケースなんか道端にそっちのけで急に走り出して子供を手で捕まえなければいけない状況になったりするんですよね。その間にスーツケースが盗まれる可能性だってあるわけで。
動物扱いしていると一部では非難がある、お下がりでもらってた子供用ハーネス(子供用リード)。
普段の生活では使ってなかったんですが、日本帰国時には、私がスーツケースを運びながら娘ちゃんを好きなように歩かせてあげられる上に、迷子にならないように捕まえておけたので、非常に役に立ちました。
どこにでもよくあるスーツケースへの工夫
どこにでもよくあるスーツケースなので、空港のLuggage Claim(荷物引き取り)にて間違って持っていかれないように、剥がしにくいラベルにアルファベットで打ち込んだネームタグを付けています。
また、遠目にもわかりやすいような目印(バンダナなど)も付けます。
Lost Luggageにならないよう、Air Tagを忍ばせておくのもいいですね。
「TSA」とは「Transportation Security Administration(アメリカ運輸保安局)」の略で、TSA-Approved(認可済)であれば、カギをかけたままスーツケースを航空会社に預けることができます。TSA側は「マスターキー」で開け、中身を確認することができます。
チェックインする、ソフトなラゲージ
私は、「ハードなスーツケース2つ」ではなく、「ハードなスーツケース1つ」と「必要のないときは折りたたんでバッグに忍ばせておけるラゲージサイズのバッグ1つ」をチェックインラゲージとして愛用しています。
可能な限り、片手は開けておきたい!
ソフトなラゲージには、着替えの服をはじめ、投げても壊れる心配のない物を入れます。
チェックインしない、飛行機内に持ち込むキャリーオンの3つのバッグ
飛行中や、空港内でのアクセスが可能な荷物として、わたしが機内に持ち込むのはこの3つのバッグです。
ワンオペで赤ちゃんだった娘ちゃんと国際線飛行機に乗った時の荷物
娘ちゃんが赤ちゃんの時、ワンオペで帰国した時の荷物はこんな感じでした。
ワンオペの時は、家族が日米の空港までの送迎を車でしてくれましたので、チェックインしたスーツケースは、わたしは運ばず、家族がチェックイン窓口まで運んでくれました。
旦那と一緒に帰った時もほぼ同じでしたけど。
2歳までの赤ちゃん連れは、液体ミルクやオムツ、おしり拭き等の必要な物を入れた「Baby bag」も追加で持ち込みOK。ストローラー(ベビーカー)もチェックインすることで持って帰ることができる(はず。少なくとも、娘ちゃんが2歳までの頃はそうでした。各航空会社によって異なると思うので、必ず事前に確認してください)
空港内は、事前予約すれば、チェックインカウンターから、飛行機に乗る直前までストローラーを貸し出してくれました
ベイビーキャリアは飛行機内でも便利だけど
我が家の娘ちゃんは、ミルクをたくさん飲ませて部屋は真っ暗にし、寝付くまでベイビーキャリアに入れておくと比較的ぐっすり寝てくれる赤ん坊だったので、
飛行機内でも同じように、出発空港の時間の夕方、夜便を取り、ほぼ寝かせてました。
ベイビー娘ちゃんが、バシネットを借りられた体重まではバシネット
ベイビー娘ちゃんが、バシネットを借りられる体重を超えた後は、ベイビーキャリアに入れたまま、足に気をつけながら寝かせてました(娘ちゃんの席を別に支払うのがもったいなかったので)
娘ちゃんは産まれた時からずっと体が標準より少し大きめ。バシネットを借りれなかった2回目のフライトでは、バシネットを置ける座席を予約して広めの足元に毛布ひいて寝かせようとしたら、ダメだって言われたよ
ベイビーキャリアで寝かせる際の要注意
寝かせて自分が楽をしようと、ベイビーキャリアの中でたくさんミルクを飲ませたら、娘ちゃんが吐いてしまい、吐瀉物で地獄絵図になったことがあります。周囲の席に座られていた乗客の方々にただただ申し訳なかったです。
ベイビーキャリアは親も子供も安心しますが、胃腸の圧迫をします。ミルクの飲ませすぎには気をつけましょう
赤ちゃん期が終わった子供と乗る国際線飛行機
最近の娘ちゃん(8〜10歳)は、タブレットで自分の好きなアニメや映画を見たり、ゲームする時間が長くなったので、おもちゃは特に必要なくなりました。
寝るか、食べるか、タブレット。完。
飛行機内や国が変わると、ストリーミングの映画などは見れなくなる可能性が高いので、コンテンツをいくつかダウンロード&購入しておくのがおすすめです。
いま(10歳)はもう自分のスーツケース&バックパックも運べるよ〜!
娘ちゃんの飛行機代もしっかり払っているので、スーツケースを2個無料でチェックインできるんですけど、空港以外ではカートもないし、日本国内では徒歩移動も多いので、自分たちで運びきれないものは持ちません。
NYCに到着したあとも、タクシーがセダンだったら、家族3人分の+それぞれの荷物全て、だなんて、乗せられない可能性もあるしね。とにかく、無理はしないです。
日本からNYに持って帰りたい荷物のうち、急いでないものは、日本に滞在している間にアメリカの家に船便を送っておくと楽ですよ。
国際線飛行機内に持ちこむ荷物リスト
参考にわたしが役に立ったと思う持って行く(った)物を参考に下記に記します。
持ち物 | ☆は子供用 |
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