むすめちゃんがマダニに噛まれていた!感染症を恐れて病院で取ってもらった実録

マダニに噛まれた 子供  病院NY方丈記
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こんにちは~。らいさわ(@ryesour)です。

マダニ(シカダニ)がむすめちゃんの頭皮にがっつり噛みついていたという衝撃の出来事が起こりました。

【閲覧注意】今回の記事には不快に思われるかもしれない写真も載せています。

【閲覧注意】頭にコーンが一粒ついてると思ったらマダニだった

最近、むすめちゃんには自分で洗髪させています。
その日に限ってわたしが洗髪、その後も髪の毛をドライヤーで乾かしてあげていました。そして、発見したものは、

A Tick on my child's scalp マダニ 頭皮 子供
らいさわ
らいさわ

髪の毛を洗ったのに、コーンが一粒ついてる!

なんて、一瞬思いましたが、わたしの老眼もまだそこまでひどくありません。
コーンにしては、黄色味が足りない

皮膚から飛び出している何かに見えて、旦那を呼び寄せました。
やってきた彼は、そのコーン一粒を見て、

だんな
だんな

It’s a TICK!(マダニだよ!!)


ひと目でそれをマダニ(シカダニ)だと見抜きました。

伊達にアウトドア好き御用達腕時計のSUUNTOを買ってたわけではありませんでした。

マダニとは? マダニとダニの違い

日本で「ダニが発生するから布団を天日干しする」なんて生活感のある会話に出てくるダニは、屋内塵性ダニ類と呼ばれる、埃レベルの極小サイズのダニたち。英語では「Mite(s)」

対してマダニは、「Tick(s)」と呼ばれ、肉眼にて確認できる大型サイズのダニ。屋外に生息していることが多いです。

シカダニとも呼ばれることもありますが、その名の通り、山奥に住むシカや野ウサギ、イノシシなどの野生哺乳類動物に噛みつき、吸血していることが多いからです。

グーグルレンズでもマダニと言われた

最近は、分からないことがあれば、すぐにグーグルレンズ。

Google Lens recognizes a tick on sculp
らいさわ
らいさわ

やっぱりTick(マダニ)だ!!

マダニに噛まれていてもまったく症状なし

むすめちゃん本人は、かゆみもなにもなく血を吸われていたようです。
わたしが発見するまではマダニが自分の頭皮にいることに一切気づいてませんでした。

頭についたマダニの取り方がわからないので病院・ERで取ってもらう

マダニでほぼ確定。
わたしが、取り方をグーグルで検索している間、旦那はピンセットを持ってきて、むすめちゃんの頭皮からマダニを取ろうとしました。

が、

案の定、がっつり噛みつかれており、取れませんでした。

同時に、わたしの検索結果では、マダニに噛まれたら、感染症にかかるかもしれないと出てきたのです。

マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。

出典:「ダニ媒介感染症」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html)Accessed on 05.28.2021(EST)

時間は夜8時をまわっていたので、小児科、皮膚科は閉まっています。
NYCの市民病院内にあるER (Emergency Room)に連れて行くことにしました。

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悪評高いNY市立病院は、噂どおり

Emergency room sign

NY市立病院のERを訪れるのは、今回で数回目です。今回出会ったERチームは、ツッコミどころ満載でした。

アメリカの病院でのマダニの取り方はこうだった

泣き叫んで嫌がるむすめちゃんを、私が必死に抑えている間(アメリカの医者や看護師は、診察・治療に必要とする時以外は基本的には子供の体には触れません)、
医師と看護師が、マダニとむすめちゃんの頭皮に数回に渡って抗菌ジェルっぽいものをかけました。

医師がピンセットを使い、マダニの口器が皮膚に残らないよう確認しながらゆっくり引っ張ってました。マダニを抜いた後は、手袋をした指で、口器が残っていないか触って確認していました。

取ったマダニは蓋つきプラスチックカップに入れられて持って行かれました。

その後、ナースが消毒液を持ってきて、頭皮たっぷりにかけていました。

むすめちゃん
むすめちゃん

この時が一番痛かったんだよ・・・

マダニを取った後は感染症予防・対策が必須

タイレノール 子供用 解熱鎮痛剤

むすめちゃんは院内にて、ジュースに混ぜた苦い抗菌薬を飲まされました。
夜11時だったので、薬局は開いておらず、処方された解熱鎮痛剤は受け取れず。

様子見で1週間以内に担当の小児科医に見てもらってねと言われてERを後にしました。
感染症の発症に少し時間を要するのと、ERでは最低限の診療しかしてくれないからだと思います。

その後、むすめちゃんに発熱はなく、痛みを訴えてくることはありませんでした。
しかし、家に到着したとたん、抗菌剤を含め、胃に入っていたものを吐き出しました。

心配してましたが、それ以降嘔吐も発熱もなく、本人は元気です。

感染症の疑いがあるマダニに刺された患者を診療した医療機関の義務

その後、看護師がCDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカの厚生労働省、感染症研究所みたいなところ。新型コロナウィルスに関するガイドラインもここが作成している)に電話をし、過去数日、どこに行ったのかを看護師を通じて質問されました。

感染症の可能性がある患者を診療した医療機関は、CDCに報告する義務があるようです。

また、ERに連れて行ってから3日後には、フォローアップの電話もかけてきてくれました。

プラスチックカップに入れたマダニを検査や状況判断をしたようで、感染症を媒介していた可能性は低いということを伝えてくれました。

小児科に行くことは、変わらず勧められました。

マダニを病院で取ってもらった後、丸1日経過後の写真

ERに行ってから丸一日後の状態です。
赤みは残ってますが、腫れはひいたように見えます。

本人はいたって元気です。

Google Lens(グーグルレンズ)は、マダニに噛まれた後もわかるってよ

この写真を再び、興味本位でグーグルレンズに通してみました。

Tick bite(マダニからの噛まれ痕)がわかるって、やっぱりグーグルレンズ、ス・ゴ・イ。

Heads-up!

Google レンズアプリはAndroidにのみ公開されているようです(2021年5月現在)。
iPhoneユーザーは、Google Photoアプリ上で使うことができます。

マダニに噛まれて怖い理由は、有名人達も感染しているライム病などの感染症

マダニを媒介として感染する可能性があるものに、アメリカでは有名なライム病があります。

ジャスティン・ビーバーアブリル・ラヴィーンなど、多くの有名人もかかって苦しんだという感染症です。

ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属(Ixodes)のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。19世紀後半より欧州で報告されていた、マダニ刺咬後に見られる原因不明の神経症状(Garin‐Bujadoux 症候群、Bannwarth 症候群、Hellerstrom 病など)、1970年代以降、アメリカ北東部を中心に流行が続いている、マダニ刺咬後に見られる関節炎、および遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜炎、心筋炎などが、現在ではライム病の一症状であることが明らかになっている。

出典:「ライム病とは」(国立感染症研究所)(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/524-lyme.html)Accessed on 05.28.2021(EST)
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こどもに噛みついていたマダニの正体

後ほどの病院側の判断では、うちのむすめちゃんの血を吸っていたこのときのマダニは、多分「Dog tick」

犬によくついているダニの種類で、感染症の疑いは低い」と言われました。

小児科の担当医は、心配なら血液検査もしてくれる、と言ってくれたのですが、うちのむすめちゃんは注射が大嫌いなので、泣き叫んで拒否。

血液検査は諦めましたが、おかげさまで元気です。

ダニは野生動物だけではなく、哺乳類の血液が大好物。
人間だけではなくペットの犬などにも注意してあげてくださいね。

▼  キャンプやハイキングなどに行く前に、買っておきましょう!

まとめ: マダニは感染症が怖いので、甘く見ずに病院で取ってもらった方がいい(特に子供)

今回はアメリカではとても有名なライム病をとりあげましたが、マダニが媒介する感染症はライム病だけではありません。

日本では、ライム病よりも重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の方が注意喚起・症例報告されているようです。

日本でも少なからず感染例があるようなので、みなさんも、マダニがいるような場所に出かける際は、可能な限り噛まれないように、すぐ発見できるよう、気を付けてくださいね。
特に噛まれやすいのは、春から秋にかけてだそうです。

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