「タンタンタンゴはパパふたり」(And Tango Makes Three)を読んで、マイノリティへの理解を深める

ペンギン レインボーこどもの学習と遊び
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こんにちは~。らいさわ(@ryesour)です。

 ⚞  このような方への記事です  ⚟ 

ニューヨークシティの6月は、レインボーだらけ LGBT Pride Month

プライド月間 NYC
レインボーだらけのディスプレイに喜ぶむすめちゃん

NYCでは、6月はPride Month(プライド月間)

プライド月間を祝うビジネスは、LGBT(セクシャルマイノリティの総称のひとつ)象徴のレインボーフラッグ(虹色の旗)や、レインボーをモチーフにしたものを飾ったり、売ったりしています。

Heads-up!
  • 個人、団体により、「LGBT」「LGBTQ」「LGBTQ+」「LBGTQIA+」を変えているようなのですが、とりあえずこの記事では「LGBT」で統一しました。

1969年のストーンウォールがはじまり パレードの続く6月のプライド月間

1969年6月28日にStonewall Innというマンハッタンのゲイバーが警察の踏み込み捜査に入られたことをきっかけに、同性愛者の権利獲得運動に拡大した一連の暴動のことを「Stonewall Uprising/Riots」(ストーンウォールの暴動)と呼んでいます。

以降、紆余曲折があったようですが、21世紀の現在では、同性結婚が認められるほどの進歩。

LGBTの方々が多く住むニューヨークシティとその近辺では、その「Stonewall」を記念し、6月には毎週末のようにPrideマーチやイベントが行われ、マンハッタンの一番派手なパレードでフィナーレ!という流れになっています。

去年は新型コロナの影響でキャンセルになりましたが、マンハッタンでのPride Paradeも今年は6月27日に行われるそうです。

見に行ったことがありますが、とにかくド派手でキラッキラ!

規模は各地で違いますが、日本や世界の国々でもPrideマーチ行われてますよね。
レインボーフラッグは子供の目にも入りやすいです。

Pride parade photp from Unsplash

セクシャルマイノリティを扱った絵本「タンタンタンゴはパパふたり(And Tango Makes Three)」

性的マイノリティを扱った絵本タンタンタンゴはパパふたりがあります。
むすめちゃんと読んだお気に入りの一冊です。
せっかくなので、6月のこのPride月間に紹介させてください。

「タンタンタンゴはパパふたり」はどんな話 【ネタバレ注意】

ニューヨーク セントラルパーク 地図 一部

絵本「タンタンタンゴはパパふたり」の原題は「And Tango Makes Three」。

ニューヨークのセントラルパーク内にある、動物園での実話をもとにしたお話です。

ローイとサイロはセントラルパーク動物園にいるオス同士のペンギンカップル。
2匹はなにをするにも一緒。
通常オスとメスのペンギンカップルがすることを、オス2匹で行っていました。
ただし、彼らが温める卵は石。
もちろん孵ることはありません。

その様子を全て見ていた飼育員。

あるメスペンギンから生まれた卵のうちの1つを、ローイとサイロに与えます。
2匹は、他のカップルと同じように交代しながらで卵をあたため、ついに卵を孵化させます。

そうして生まれたのがタンゴ。
生まれたあとも、ローイとサイロは、他のペンギンたちと変わらず、タンゴを大事に育てます。

「タンタンタンゴはパパふたり」を選んだ理由と感想

前もっての知識はなく、ペンギンが好きだという理由で、むすめちゃんとのベッドタイムストーリーに読み(オーディオブックだったので、実際には聞き)始めたんです。


解説も含めて聞くと、なかなか重いテーマの絵本でびっくりしました。
でもそれは大人の感想。

子供用の絵本なので、本編は短くまとめられているし、すごくわかりやすい言葉で書かれています。

「オスのカップルが別のペンギンの卵を育てる」という、少し普通でないイベントも、読み手が自然に受けられる、凝っていないストレートな文章がすごく良かったです。

小さなうちから、この本を読ませておけば、LGBTの存在も自然に受け入れられる子供になるのでは、と思いました。

初めてむすめちゃんと一緒に読んだとき、むすめちゃんは5歳でした。
以降何度も読んでいますが、普段ツッコミの鋭いむすめちゃんが、「オス2匹で子供を育てるなんておかしい!」的な発言は一度もしたことがありません。

扱っているテーマが人間社会と同じ現実

セントラルパーク動物園のペンギンたちの実話ですが、扱っているテーマは、人間社会でもよくある現実。

扱われているテーマ
  • 同性結婚
  • 育児放棄
  • 養子縁組
  • LGBTカップルの養子縁組

解説で語られていたんですが、タンゴを生んだメスペンギンは、一度にひとつの卵しか育てられないペンギンだったそうなんです。

人間社会でも、自分の恋愛やギャンブルなどに夢中になって、小さな子供は置き去りにしている間に亡くなったとかいう種類の悲しいニュースが流れますよね。人間は、ペンギンより賢いんちゃうんかい! 責任持てないなら生むな! と怒りを覚えて仕方ありません。

血のつながりがあっても育児放棄するような親の元で育てられるよりは、愛情たっぷりに育ててくれる元他人の方が、よっぽど子供のためになるのではと普段から考えています。

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らいさわ
らいさわ

「万引き家族」見ました? 多方面から考えさせられる映画でしたわ

オーディオブック「And Tango Makes Three」もいい!

グーグル ニューヨーク ミートパッキングエリア レインボー ロゴ
ミートパッキングエリアにあるGoogleビルのロゴもレインボー🌈

「タンタンタンゴはパパふたり」は、優しいタッチの絵で描かれているペンギン親子の絵やセントラルパークの絵もとても素敵なんですが、オーディオブック版(英語)もすごく良いのです!

アメリカ人俳優ニール・パトリック・ハリスが読み聞かせしています。
「天才少年ドギー・ハウザー」ですよ!
40歳以上でないとわからないでしょうね~・・・。

彼自身もGであることを公表していて、パートナーと子供がいます。

個人的な感想で、彼の話し方はすごく舞台俳優っぽいなと思うんですが、その読み聞かせが絵本の内容にすごく合っています! 

単語一つ一つの発音が、とてもキレがよく、英語を学んでいる親子で一緒に聞くのにも良い本だと、太鼓判を押せます!
もちろん絵本を読みながら聞くのが一番のおすすめです。

まとめ

LGBTをはじめ、この絵本に含まれたテーマが理解ができれば、差別を受けやすいその他「マイノリティ」への理解を深める良いきっかけになるのでは、と期待しながら、むすめちゃんと一緒に時々取り出しては読んでいます。

難しい言い回しは無く、セントラルパーク動物園を知っているからでしょうか、心にすーっと入ってきます。

本当におすすめ絵本(&オーディオブック)なので、ぜひ手に取ってみてください!

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らいさわ
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同じようなテーマで、もう少し幼い子供に読んであげたいならこの英語の絵本もおすすめです。幼児英語教育も同時にできます🌈

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