アメリカ在住の友人に日本の和菓子を送ろうと思うんだけど。何を送れば喜ばれるのかな?
送ってくれる気持ちがまず嬉しいのはもちろん、大定番の和菓子ならなんでも嬉しいと思うよ!海外では滅多に食べられない職人技の和菓子を、日本茶飲みながら頂くと、幸せの絶頂に達するわ~
食べることが大好きならいさわが、定期的に必ず食べる、実際に食べてこれは美味しい! 日本の自慢! だと思った和菓子をまとめてみようと思います。
日本から海外、地方に住んでいる方々への贈り物・手土産の参考になれば幸いです。
また、40代女・九州&東京在住、日本に住んでいたのは15年前まで、というステータスなので、セレクションに偏りがありますが、その辺はお許しくださいませね。
博多通りもん
海外在住者でなくとも、誰もがうれしいのではないでしょうか! 通りもんというお菓子をこの世に生んでくれて、明月堂さんには感謝しかないです。
通りもんのあの激うまな練乳のような白あん・・・ここに書いたら食べたくなってきました・・・。
冷凍庫に入れておき、冷たいまま食べるのもマニアな食し方。美味しいですよ!
英語に訳すなら(Japanese)Sweet Bunかな?
石村萬盛堂の塩豆大福
九州の実家に滞在している間と、アメリカに帰国前に福岡空港で必ず買って帰るほど、わたしが愛してやまないものが、鶴の子や鶏卵素麺で有名な石村萬盛堂さんの
塩豆大福です。
もちもち伸び伸びの柔らかい求肥餅に、天草の塩が「いい塩梅」に効いている少し歯ごたえのある豆。そしてなめらかなこしあん。味と食感のコントラストとがね、クセになるんです。
3日間しかもちませんので手土産にしましょう。
皇室、宮家に献上されている「鶴の子」はそんじょそこらの甘いだけのマシュマロとは違います。
大福はRice Cake(with Red bean Filling)、マシュマロはMashmallowですね
もち吉のせんべい
福岡県生まれ&育ちのらいさわが、子供の頃から愛してやまないのが、もち吉のおせんべい。
福岡県の直方(のうがた)という水のおいしいところで産まれたもち吉です。
らいさわが、日本に帰国するたびに必ず買って帰るのは、子供の頃から一番好きなおせんべい「餅のおまつり」のしょうゆとサラダ(塩)。
「御海苔巻きわさび味」も個人的におすすめ!
少しだけピリッと舌にくるわさび味のせんべいが、パリパリの海苔で巻かれています♥
もち吉のおせんべいは湿気ると美味しさ半減なので、到着までに数か月かかるかもしれない船便で送るのは避けた方が良いかもしれません。
Rice Crackers!
とらやのようかん
NYでは、日系のスーパーマーケットなどで羊羹は売ってるんですけど、とらやさんの羊羹は格が違う。
「竹皮包羊羹」の「おもかげ」(黒砂糖入り羊羹)をNYで頂いた時には、繊細な舌触り、上品な甘さに唸りました。
開封さえしなければ賞味期限も長いので、船便で送っても大丈夫ですよ。
ね? カナダ在住のカエデさんも「美味しい」羊羹が食べたいと言ってます。海外では「美味しい羊羹」には滅多に出会えないのですよ~
中田屋のきんつば
口のなかでゴロゴロする大粒な小豆がくせになる有名きんつば。
きんつばが一番好き、というわが父も美味しいと太鼓判を押した金沢の有名おみやげです。
ようかんときんつばは、Red Bean Jellyって訳すかな~
舟和の芋ようかん
羊羹と言えば、浅草舟和の芋ようかんも外せません。
こちらは日持ちがしないので、手土産で。
頂いたら、ひとつずつラップをし、その後ジップロックに入れます。
それを冷凍庫に入れることで少し保存期間が延び、ゆっくり味わえますよ。
トースターで焼いても美味しい!
舟和と言えば、あんこ玉もおすすめ。ころんとした見た目がかわいらしいだけでなく美味です。
舟和の芋ようかんなら、Sweet Potato Cakeかな
笹屋伊織の京菓子
300年以上もの歴史ある京都の笹屋伊織さん。やはりおすすめは、どら焼きでしょうか。
時期限定で発売されていたわらび餅にも感涙でした。
自分がどらやきを送るなら(Pan)Cake with Red Bean(Filling)と訳すと思います
福太郎のめんべい
めんべいもすでに全国区で有名ですね。
甘いのが苦手、辛いのが苦手、という人それぞれの好みがありますが、どちらの方にも人気のお土産めんべい。
種類がたくさん出ていますが、やはりめんべいプレーンが一番おいしくて、めんべいの個性的な味(濃いめの辛子明太子味)が一番発揮されている出来だと思います。
Seafood Chipsとかって言うかも。ちなみに「たらこ」はCod Roeです
坂角総本舗のゆかり
ニューヨークではアジア系スーパーマーケットも沢山あり、某国で製造された似たようなお菓子が売られていますが、やはりね、食べて見ると全く違うんですよ。
同じ「Shrimp Cracker」のカルビーかっぱえびせんも美味しいし、どこでも買えますけど、坂角総本舗さんのゆかりのこの粗いバリバリっな歯ごたえはもう、唯一無二ですわ!
Shrimp ChipsとかShrimp Crackersかな
秋田・新潟などのぬれおかき
九州人のわたしは今から20年以上前に上京し、埼玉県に校舎がある大学に通っていたんです。
当時はもち吉が全国展開していなかったので、出会うのは草加せんべい系の堅焼きばかり。
せんべいは固いし、醤油は辛いしで、絶望していたひとりの孤独な福岡県民の舌を救ってくれたのは、秋田県、新潟県など東北(新潟は東北?)のおいしいもち米を使った、
甘めの醤油にたっぷり浸かった柔らかいぬれおかきでした。
海外在住者に限らず、美容師ブロガータビマキさんも、差し入れで頂いて嬉しかったと【2021年】年末の美容師が喜んだ差し入れお菓子という記事内で触れられています♪
ぬれおかきの英訳は難しいけど・・・普通のおかきと同じく(Sweet)Rice Crackerで良いのではないかしら?
丹波黒豆の甘納豆
ニューヨークでは豆を食べる人たち(とくに南米系)が多いのですが、丹波の黒豆ほど美味しい豆には出会ったことがありません。
黒豆茶も美味しいですけど、甘納豆は、食べる手が止まりません!!
Sweet Black Bean(Snack)とか?
新潟の笹だんご
東京にいたときに、妙に新潟出身者が多くて、おかげで出会えた笹だんご。
やっぱり新潟の米はうまい!
こちらも日持ちしませんので、手土産にしましょう。
これも大福と同じくRice CakeかなRice Dumplingってのも良いかも?
銘菓ひよ子
これ、和菓子って言っていいのかな?って疑問があるんですが、いいよね?
18歳で上京したとき。ひよこが福岡生まれだと知らない人が多くてびっくりしました。
「ひよこ」は英語でChickですが、直訳はダメですよ。Sweet Bun(with Bean Paste Filling)とかに訳しますかね
福砂屋(長崎)のカステラ
こちらも和菓子と言って良いのか悩むところですが、ポルトガルから伝わった南蛮菓子を日本独自のカステラに発展させたんだから、りっぱな「和」菓子ですよね!
同じ九州なので、子供の頃からよく食べていた「ザラメつきカステラ」!
それが福砂屋さんのカステラです。
うちのむすめちゃんも大好きな、日本のお菓子の一つです!
カステラはカタカナ表記ですがアジア料理・スイーツ好きでないと通じないと思います。Egg(Sponge) CakeとかでOKだと思います
くるみゆべし、くるみ羽二重餅
地方により、少し相違点あるようですが、伝統の和菓子「くるみ餅」!。
アメリカではくるみもよく食べるのですが、同じくるみ菓子でも、この味と食感は、日本の伝統和菓子だから味わえる!
商品によっては、送らずに手土産に限定した方がいい消費期限が非常に短いものがあります。
Walnut Mochiとか? MochiがわからなければWalnut Jellyに置き換えますかね!
わらびもち
お恥ずかしながら、近年になってわらび餅のおいしさに気づいたわたくし。
舌にからみつくような独特の滑らかさがクセになります。
こちらも商品の個装方法によっては手土産限定ですね。
Japanese Jellyでいいんじゃないすか!(適当)
まとめ
和菓子と言えばやはり生菓子が美味しいんですけど、賞味期限が短いので箱入りで売られていて型崩れも気にならないものをまとめました。
日本では新しい商品が次々に販売されますが、ほとんどの海外在住者はそのマーケティングスピードについていけてないと思います。
だから、日本にいた頃から定番人気の、歴史ある和菓子の方が、親しみを持って喜ばれる気がしますよ。
現時点では思い出せていないものもたくさんあるので、思い出したら追記していこうと思っています!
⁎ 本記事に載せてある記事の内容・情報は、今後は状況により予告なく変更になる可能性があります。最新情報・詳細は必ず各自でご確認ください。
⁎ 本記事に載せてある商品は海外の国・地域に持ち込める、送れると約束しているわけではありません。詳細は必ず各自でご確認ください。
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