パンデミックの影響で、しばらく引き受け停止となっていた日本からアメリカへのEMSですが、2021年6月に再開されました。
続くパンデミックの影響で「特別追加料金」が別途かかるそうですが、
それでも、引き受け停止となっていないことに感謝しなければいけませんね。
だったら、LAに荷物送るならEMSがいいよね
EMSはおすすめできる国際郵便だけど、かかる日数や、料金、送りたい物などの総重量など、検討はした方がいいね。EMSの料金はしばらく「特別追加料金」がかかるらしいよ!
EMSがどのようなものなのか一緒に振り返りましょう!
EMS(国際スピード郵便)とは?
EMSは日本郵便局の国際郵便サービスのひとつ
EMSとは、Express Mail Services、「国際スピード郵便」とも呼ばれています。
日本郵便局から送れる「国際郵便」の中では最速の種別・発送オプションです。
EMS(国際スピード郵便)とは最優先・最速の国際郵便
書類および荷物を最も速やかに配達してくれる国際的なサービスがEMSです。
世界中190以上もの国の郵便事業体が任意で加盟しています。
東京からニューヨークでしたら、通常は*3日間程度で届きます。
国際郵便の種別 | 具体的な商品・サービス* | 発送方法オプション |
---|---|---|
EMS(国際スピード郵便) | EMSで送る書状・荷物、クールEMS、など | EMS(航空便)のみ |
通常郵便物 | 手紙、はがき、グリーティングカード、印刷物、盲人用郵便物、小形包装物など | 航空便、SAL便、船便** |
小包郵便物 | 国際小包(最大30キログラムまで(国により制限あり)送ることのできる荷物) | 航空便、SAL便、船便** |
**商品により選べないものもあります。
アメリカ国内郵便局から送るEMSの名前は「Priority Mail Express International」です。アメリカ国内でEMSと言うと「Emergency Medical Services」を意味するので気を付けましょう
3日というのは、通常時の日本ーニューヨーク間のお届け目安。
パンデミック終息するまでは遅延が予想されています。
EMSの特徴をわかりやすく
他の国際郵便サービスと比べたときの、EMSの特徴をまとめるとこのような感じでしょうか。
「国際小包」だと有料オプションである損害賠償などが、EMSでは初めからついてきます(補償額2万円まで追加料金なし)。
国際郵便を送りたいと思っている方で「国際種別やオプションなど色々考えるのは面倒! 料金は気にしない。すぐ送りたい!」というかたはEMSを選びましょう!
引き受け再開と同時に、EMS特別追加料金の導入も開始される
先日「小形包装物」が値上がりしました。
EMSも同じ状況のようです。
パンデミックの影響で航空路線が減便しているにもかかわらず、
貨物需要は絶えず、航空運送費が高騰。輸送費用が上がった結果だそうです。
例えば2㎏の荷物をEMSでアメリカに送る場合、平常時の送料は4,500円。
それに1,600円の特別追加料金が課せられ、計6,100円となります。
新型コロナによるパンデミックが落ち着けば、この追加特別料金の徴収はなくなるみたいです
日本からアメリカに送るEMSの料金
参考に、日本からアメリカに送るEMSの料金の一部を載せておきますね。
重量 | 現行料金(円) | 特別追加料金(円) | 合計(円) |
---|---|---|---|
500g まで | 2,000 | 400 | 2,400 |
1.0kg まで | 2,900 | 800 | 3,700 |
2.0kg まで | 4,500 | 1,600 | 6,100 |
5.0kg まで | 8,700 | 4,000 | 12,700 |
10.0kg まで | 14,500 | 8,000 | 22,500 |
20.0kg まで | 25,500 | 16,000 | 41,500 |
30.0kg まで | 36,500 | 24,000 | 60,500 |
-第2地帯(オセアニア・北米・中米・中近東宛て)より一部引用: https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/0415_01.html
詳しい料金・日数の見積もりは、日本郵便ウェブサイト上でできます。
アメリカへのEMSは「国際郵便マイページサービス」でラベル作成が必須
2021年1月1日から、アメリカへ送る荷物すべて、「国際郵便マイページサービス」を利用してのデータ送信・ラベル作成が義務化になっています。
「国際郵便マイページサービス」で、例えば荷物を送るなら、EMS(物品)を選ぶだけです。
EMSで書類を送る場合は、EMS専用の封筒を郵便局で購入しましょう!
「国際郵便マイページサービス」を使って、日本の家族から荷物(この時は「国際小包・船便」でした)を送ってもらった記事 >>>「国際郵便マイページサービスのパソコン版で、アメリカに荷物を送ってもらった方法と手順」▼
「国際小包」と「EMS」の荷物の準備の仕方は、ほぼ同じ。
よかったら参考になさってくださいね。
実際にEMSで送られてきたら、遅延なし。到着の早さに驚いた
約1年ぶりに再開されたアメリカへのEMS。
タイミングよく、日本から荷物が送られてきました、しかも再開直後のEMS利用。
遅延も予想される、とのことでしたが、運が良かったのでしょう。全くなし!
金曜日に、送ったという連絡が入り、月曜日の朝に到着!
福岡県ーブルックリン間を、たったの3日で到着した!!
EMS早っ。
というわけで、お金に糸目をつけない方、急ぎで荷物を送りたい方などは、EMSで送りましょう!
▼「国際郵便(EMS)を追跡したら、アメリカで紛失した」を参考に、EMSだからって安心せずに追跡はリアルタイムで行うことをおすすめします
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