小学生になる子供と一緒に読めるおすすめの英語の絵本はないかな〜
「Ordinary People Change the World」シリーズがすごく良いので、声を大きくしておすすめさせて!
実際に親子で英語学習をしているらいさわ母娘が大のお気に入りの、英語の絵本シリーズ。
それは、Brad Meltzer(ブラッド・メルツァー)著の「Ordinary People Change the World(普通の人々が世界を変える)」シリーズです。
この記事では、幼児英語教育にご興味をお持ちの方々に「Ordinary People Change the World」の魅力をお話ししてみます!
「Ordinary People Change the World」シリーズとは
アメリカ人の作家、Brad Meltzer氏による子供向けの伝記シリーズ。
著者のBrad Meltzer氏は、この「Ordinary People Change the World」シリーズをはじめ、DCコミック、そして、大人向けの政治絡みのフィクション・ノンフィクション小説などにも著書があります。
文章だけでなく、トーク力でも魅了される大変多彩な作家さんです。
そんなBradさんの「Ordinary People Change the World」シリーズには、大きく分けて3種類のサブシリーズがあります。
「I am Malala Yousafzai」など、I am に続いて人名がタイトルに入っている
こちらが「Ordinary People Change the World」オリジナルの伝記シリーズ。
内容は小学校低学年向けでしょうか。
日本で英語学習に使うなら、中学生くらいまでOKかも?
7歳のむすめちゃんが読んでいるのはこのシリーズです
▼ マララさんの自伝絵本もおすすめです
「I am Kind」など、I am に続いて形容詞がタイトルに入っている
上記のオリジナルシリーズをベースに、より短く簡単に、幼い子供向けに編集されたものがこちらのシリーズ。年少〜小学1年生程度の内容かな。
我が家のむすめちゃんは4、5歳くらいの時に読んでたかな
「Xavier Riddle and the Secret Museum」シリーズ
「Ordinary People Change the World」オリジナルの伝記シリーズをもとに作られているPBS Kids(NHKの子ども番組のようなTVチャンネル)の番組”XAVIER RIDDLE AND SECRET MUSEUM”があります。
こちらではBrad Meltzer氏をキャラクター化した”Brad”も出てきます。
むすめちゃんが5、6歳の時、パンデミックでオンライン授業になっていた頃によく見てました
「Ordinary People Change the World」シリーズの対象年齢比較表
「Ordinary People Change the World」シリーズのサブシリーズのうち、どれを買えばいいのかわからないという方へ、らいさわが対象年齢比較表を作りました。
良かったら参考にしてみてくださいね。
サブシリーズ名 >> | I am(形容詞) | Xavier Riddle | I am(人名) |
---|---|---|---|
英語が第一言語 | 2〜6歳程度 | 3〜小学生低学年程度 | 小学生低学年 |
日本で英語学習中 | 2歳〜小学生程度 | 小学生〜中学生程度 | 小学生〜中学生程度 |
「Ordinary People Change the World」シリーズのおすすめポイント
さて、今回わたしが特にご紹介したいのはオリジナルの「Ordinary People Change the World」シリーズ。
「I am Helen Keller」(わたしはヘレン・ケラー)といった感じで、「I am」の後に人名が付いています。
1. 構成・文章が簡潔かつメッセージ性が高い
「Ordinary People Change the World」(普通の人たちが世界を変える)というシリーズ名が、一貫しているテーマなのですが、どのような偉人・ヒーローでも、子供時代は普通の子供だったことが最初と最後に語られます。
読み手の子供たちに、継続的な努力や逆境に負けずに挑戦し続けることが大事であり、誰でもヒーローになれることが伝わるよう慎重にストーリー構成されています。
2. Christopher Eliopoulos氏のイラストがかわいい
初期のものを除き、「Ordinary People Change the World」シリーズでは、Christopher Eliopoulos氏によるイラストがついています。
頭でっかちな二頭身キャラクターが、ほんっとうに可愛いのですよ〜!
絵本の中で頻繁に使われている会話の吹き出しにも合ってますし、
アニメ(XAVIER RIDDLE AND SECRET MUSEUM)にもすんなり馴染んで、子供たちにも人気です。
3. STEAM/STEM教育にもおすすめ! アメリカ、世界レベルの有名人・偉人を学ぶ
わたし自身「留学生」という身分でNYCの現地の学校に通っていましたが、現地のアメリカ人や他の国から来ている留学生との話に、日本の偉人や歴史上の人物を持ち出しても、基本的に誰も知らないわけです。
しかし、アメリカでの有名人や、STEM/STEAMで扱われる世界的に有名な偉人を知っておくと、話が比較的スムーズに流れるわけですよ。
語学はひたすら単語を記憶するだけでなくて、その国・土地の文化・歴史を知ることもすごく重要です!
▼ Sacagaweaのことなんて、日本にいた頃は全く知りませんでしたが、アメリカでは超有名人です。
▼ Sacagaweaは映画「ナイトミュージアム(Night at the Museum)」にも出てきていますよ〜
「ナイトミュージアム」(1作目です)はNYCの自然史博物館が舞台。面白いだけでなく、アメリカ人が習う歴史上の有名人たちがたくさん出てくるので、アメリカ留学を考えている人は、ぜひ見てみましょう!
▼ STEM/STEAM教育に関する記事はこちらにも書いています
4. 絵本だけではなく、オーディオブックもある
You tubeでBradさんが読み聞かせをしてくれていますが、
本を手元に置いて何度も読むと英語学習になること間違いなしです!
そして、疲れたご両親、わたしのようなズボラママの味方!
オーディオブック版もあります。
英語の発音を不安に思って、ご自身では英語の読み聞かせができなかったお母さん、お父さん、きっといらっしゃると思うんです。
そのようなご家庭にもピッタリ!
Bradさんの読んでいたヘレンケラーも良かったですが、個人的には「I am Helen Keller」はオーディオブックが一押し!
「W-A-T-E-R」・・・Water!!
ヘレンケラーは女性の声で聞くと感動度が数倍上がります
日本語訳版がないと不安?
高校卒業以来、英語の勉強はしてない・・・。最近子供と一緒に再開したばかりだから訳がないと不安だな・・・
そのような方もいらっしゃるかもしれませんが、
日本語訳に頼らず、オーディオブックと絵本のセットで読む方が英語学習に絶対良いです。
>>> オーディオブックを試してみるなら、手軽で日英蔵書も多いAmazonのAudibleがおすすめです「Ordinary People Change the World」シリーズをおすすめしたまとめ
構成がしっかりと練られていて、わかりやすい英語。
吹き出しには生きた英語の口語も多く使われている。
英語を実際に勉強してみてわかったのですが、単語をひたすら覚えるより、文化や歴史など英語の背景を一緒に学んだ方がすんなり飲み込みやすいのです。
この「Ordinary People Change the World」シリーズは、かわいいイラストと共に、英語、歴史、道徳を学べ、将来自分の子供を世界を変えたと言われるほどの偉人・スーパーヒーローにしてくれる(かもしれない😆)素晴らしい絵本なのです(子供だけでなく、一緒に読むお母さん、お父さんもこれからなれる可能性だって秘めてますよね)。
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