ヤマト国際宅急便で日本からアメリカに荷物を送るのも良かったので、おすすめ！

2020年の夏。
パンデミックの影響により、日本ーアメリカ間は、船便以外の国際郵便の荷物が受付中止となっていました（いまも再開していないサービスはあります）。

日本に住むわたしの姉が、 アメリカに安価で荷物を送れる方法を調査・検討してくれ、荷物を送ってきてくれました。

ヤマト運輸さんの国際宅急便を使って送ってきてくれたのですが、予想以上にスムーズに送られてきました！

ただし、食品は送れません。

そのことに目を瞑れるのであれば、ヤマト運輸さんの国際宅急便、大変に満足したサービスでした。

日本国内から荷物を送る手はずは、らいむぎあねの執筆協力を仰ぎました😊

国際運送サービスを片っ端から調査・比較した結果、ヤマト運輸国際宅急便で送ることに

今回片っ端から調べたところ、わたしが検討したポイントは以下の点でした。

国際運送サービスのチェックポイント：重量とサイズに対しての送料

FedEx、UPS、DHLなど国際的なネットワーク持つ有名どころがあります。

・・・が、従来から変わらず高い！

法人契約などで値段も安くなる場合もありますが、ふつうは個人がスポット（単発で軽貨物運送を依頼すること）で送るには高い。
そのため、パンデミックで引き受け停止になる以前は、郵便局という一択だったのです。

日本の運輸会社のヤマト運輸さん、だめもとで調べたら、なんと郵便局とほとんど変わらないサービスのようだと判明。

家族間では定番の「2㎏」でしらべると、2,750円で送れることがわかりました。

その上、国内荷物と同様に営業所（直営店/宅急便センター）持ち込みで100円引き、（今回は使用しませんでしたが）クロネコメンバーズとして申し込むとさらに50円引き！　

国際運送サービスのチェックポイント： 保険の適用範囲

個人的には、保険は正直期待していないです。
所詮『ギフト』カテゴリ。

高価なものではなく、ちょっとしたもの贈って姪を喜ばせるのが目的だったので、最低限の保障があれば良いと思っていました。

国際運送サービスのチェックポイント： カバーしている地域・国

今回は米国ＮＹ。
ここもクリア。
メジャーな送り先でよかった😂

以下の国は、依頼主、または届け先のどちらか一方が「個人」の場合、書類以外の荷物は、ヤマト運輸さんでは引き受けてもらえないそうです。

参考に記しておきますね。

国際運送サービスのチェックポイント： 送れないもの

郵便局のサービス、国際郵便と決定的にちがっていたのがここ。

『食べ物は一切だめ』なのです。

箱の隙間に、現地で売っていないような日本のちょっとしたお菓子とか飴とかを入れることができない。

あと乾物。
ふりかけとか海苔とか、かさばらず、送るととても喜んでもらえるものが結構あるのですが、そういうの一切だめ。

食べ物がだめ、となるとちょっとした化粧品とか液体とかの物質も怖くて入れられなくなります。

「万が一、通関でひっかかるとばかばかしい。」

このことは結構なストレスでしたが、パンデミックの真っ最中。

荷物を送れるだけでも幸運だと思うことにして、この時は、食べ物を入れることを諦め、ヤマトさんに依頼することにしました。

ヤマト運輸国際宅急便でアメリカに荷物を送ることに決めた後の具体的な手配

わたしがとった具体的な手配を順を追って説明します。

STEP 1: ヤマトの送り状＆インボイスを手に入れる

インボイス（内容証明書）は、海外に荷物を送るときには必須です。

ヤマトさんでは、個人の送り主のみ、送り状とインボイスが一枚にまとめられたフォーマットを使わせてもらえるそうです。

コンビニでももらえるのでしょうかね？
私は営業所に行ってもらってきちゃいました。
あと、電話しても持ってきてくれそう…念のため数枚もらっておきましょう。

インターネットでダウンロードも可能なようです。
プリンターがお家にある人はこれが一番楽かな。
発送する荷物ひとつにつき、3部必要になります。

▼　プリンターが家に無い方は「プリンターがない！国際郵便マイページ・パソコン版で作ったラベルと書類を印刷する方法」の記事を参考にしてくださいね！

STEP2: フリーダイヤルにかけ、商品をひとつずつ、送っても良いものかどうか確認する

梱包、インボイス記入を始める前に、ヤマト運輸のフリーダイヤルにかけて、本当にインターネットで得た情報通りなのか再確認。
見落としや勘違いに気づくことも。

また、送る商品が多数あったので、各アイテムひとつずつ、送って良いものかの確認をとりました。
初めて送る方、コロナ禍のいまは特に、した方がいいと思います。

STEP 3:送り状＆インボイスに記入する

▼　ヤマト運輸国際宅急便の送り状の書き方に不安がある方は、こちらの「ヤマト運輸国際宅急便の送り状とインボイスの記入の仕方」の記事をどうぞ

STEP 4: ヤマトの直営店/宅急便センターに持ち込む

通常であれば、荷物を持ってコンビニに行って、その場で送り状を記載して、発送です。

もちろん家にも来てくれますが、海外発送に詳しいことはほぼないので、近所の営業所に持ち込む方が確実です。

*だれもが営業所が近くにあるとは思いませんから、そこは臨機応変に対応してください。

ヤマトさんが引き受けてくれると、送り状＆インボイスの控えをもらえ、そちらに載ってある番号で追跡（トラッキング）できます。
この時点で到着見込みも出ます。

日本時間8月13日（木）に送り、NY時間8月19日（水）に到着見込みでした。

現地で引き受けてもらったら（米国ではＵＰＳの）追跡番号が新たに付いてきます。

そこから先はＵＰＳのサイトで追跡できるようになります。

ヤマト運輸国際宅急便からUPSへ！　アメリカ国内での荷物のお届けはどうだった？

ヤマト運輸は安心だけど、UPSって会社は大丈夫？

アメリカ全般のサービスを、丁寧すぎる日本のサービスと比べることはできません😑
アメリカのサービスを一言でいうと、ずさん。

日本のおもてなしサービス、世界一！

違う見方をすれば、日本のサービスがマメすぎる！　そんなだから過労死とかになっちゃうんだよ！　と思うこともしばしば。　

そのような、日米国内での「一般的なサービス」に差があることを前置きにして、
UPSのサービスは、この数年で格段によくなったと思います。

UPS My Choice（UPSマイチョイス）というお知らせサービスと、UPS Access Point Locationsという一時預かりロッカーサービスを始めてくれて、荷物の受け取りもだいぶ楽になりました。

これらが始まる前は、不在などで自宅での受け取りに3回失敗すると、遠方の、ひと気のないUPS配送センターにまで荷物を取りに行かされてたんです😥　

これらのサービスのおかげで、荷物の受け取り住所を、受取人が変更することもできます（少しお金がかかるけど）。

ちなみに、日本とは違って、アメリカでは、荷物の受け取りに、細かい時間指定ができないことがほとんど。日本のように「夕方5-7時」指定なんて、ありえません。

UPS マイチョイスで荷物を運んでいるトラックの位置確認ができた

UPS My Choice（UPSマイチョイス）が少しだけアップグレードしていて、
届く予定の荷物載せたトラックがどこにいるか、GPSで教えてくれるようになっていました！　
これは助かりました！

この、姉が送ってくれた荷物の配達当日の朝 (9AM) に、9PMまでには届きますよ、ってEメールでお知らせがきました。

トラッキング（追跡）をかけてみました。

GPSによるリアルタイムの地図が見えました。

この時は、トラックが家のすぐ近くにいたので、家で待っていたらすぐ来ました！

まさか、こんなに予定通りに届くとは予想していませんでした！
運も良かったんでしょう。

UPSのレベルを見ると、”Expedited”（お急ぎ配達）に扱いにもなっていました。

3000円以内で日本からNYに航空便＆お急ぎ便で持ってきてくれるなんて…　悪くない！！　

▲　むすめちゃんお気に入りのディズニープリンセスドリルが日本から届きました♪

東京からNY　ヤマト国際宅急便を利用時のタイムライン

実質、たったの6日で到着しました！

ヤマトの国際宅急便は食品を送れなくてもよいという方にはかなり良い！

輸送会社と税関に円滑業務を遂行してもらうため、送る前に、不備のないように準備をすることがとても大事です。

あとは運次第なところも😆
私たちの場合は、東京ーNYという貨物輸送の多いルート間でしたので、こんなに早く届いたのかもと思われます。

アメリカ（海外）にいるご家族やご友人に、食べ物以外の何かを送ってあげたいと思っている方。

ヤマトさんの国際宅急便のご利用、おすすめできます！

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