先日、日本の家族がむすめちゃんのために送ってきてくれた荷物の中に、わたしの愛する日本のKit Kat（キットカット）が入っていたんです。
このキットカットを使って、小学校１年生のむすめちゃんと「さんすう」問題をしてみました。
Kit Kat（キットカット）について
オリジナルのキットカットとは
赤いパッケージのオリジナル「KitKat」。
どなたも一度は目にしたことがあるかと思います。
Kit Kat（キットカット）とは、数層に重ねられたウエハースをミルクチョコレートでコーティングしたお菓子です。
20世紀初頭にイギリスで生産が始まって以来、チョコレート菓子の定番として世界中で愛されています。
わたしもキットカットが大好きです。
アメリカのキットカットは、キスチョコのHERSHEY’Sが製造している
キットカットは、ネスレ（Nestle）のグループ会社が製造販売しているんですが、
唯一、らいさわの住むアメリカ国内だけ、ハーシー（HERSHEY）が製造・販売してるんです！
1970年以降、アメリカ国内でのKitKatの製造・販売ライセンスを持っているそうです。よく見るとロゴも少し違っていて、顕著なのは、アメリカのKitKatには「Nestle」のロゴが入ってません。
個人の好みやこだわりによるところがありますが、わたしはハーシーのミルクチョコレートが好きではないんです。
香料だと思うんですが、チョコに独特な臭いがあって、それが好きでなはいんですよね。チョコも舌触りのなめらかさがいまいちだと感じるし。
クッキー&クリームになると話は別です。ウマウマ♡
案の定、アメリカのキットカットは美味しくない（らいさわ個人の感想です）。
日本にいた時は、ご当地キットカットも随分食べたものですが、アメリカに住み始めてからは、自分のお金でキットカットを買うことはなくなりました。
いただいた時や、旦那が買ったときは食べます
日系をはじめNYCのアジア系スーパーマーケットでは、日本のキットカットの取り扱いがあります。
郷にいっては郷に従いたいらいさわなので、なるべく日本のものは買わないのです。
本当に好きなの？
アメリカにだって、安価で買える美味しいチョコレートがあるんだもん～
日本のキットカット、小さくなった！？
そんなわたしが、久々に日本のキットカットを手にしました。
オリジナルのミルクチョコレートではなく、いまも東日本大震災からの復興がつづく東北地方への寄付ができた「キットカットミニ桜味」でした。
これこそ私の求めていた風味のキットカット！ 美味しい～❤
久々だったので、美味しいことに非常に感激したんですが、もう一つ感じたことがありました。
小さっ！！！！
そう、久々に見る日本のキットカットが随分小さく見えたのです。
日米のキットカットを比較してみた
私の目がアメリカのキットカットサイズに慣れたのか、実際に小さくなったのか。
まずは、アメリカのキットカットを自腹で買って比べてみました。
いくつか種類のあるアメリカのキットカットミニ
アメリカのキットカットにも、サイズと味にバラエティーがあります。さすがに桜味はありません。
「ミニ」は文字通りミニで、2列ではなく、1列の”Break”する必要がない一口サイズのものが売られています。
今回比較するにあたって、近所のお店で、個包装のサイズが同じくらいのミルクチョコレートキットカットを買ってきました。「スナックサイズ」。
日本とアメリカのキットカット、見た目サイズの違いはどのくらい？
個包装の時点で違うのが分かりますね。
個包装をとったところ。
わかりやすい棒グラフ。
定規で具体的なサイズを測ろうとした時に、寄って来た食欲魔人ムー。
ママ、一人でKitKat食べてるの？ ずるい！
「ずるいママ」の印象をそのままにしておくわけにもいきません。
キットカットを、小学生の面白い算数問題にしてみる
ちょうど日本の教科書をいただいたばかりでした。
思い出したのが算数の教科書の、このページ ▼
算数のゲームにしてやろ～っと！
どちらが大きいのか考えて、証明できたら、ご褒美にそのキットカットを食べさせることにしました。
- STEP 1「どっちか大きい？」
見た目の違いを確認させ、意見を述べさせる
- STEP 2「なんでそう思う？ どう証明する？」
STEP1の考えを証明づけるため、定規・はかりを使って実際のサイズを測らせます
6歳のうちのむすめちゃん。
ひとりではきちんと測れませんが、わたしが補佐しながら、
などを一緒に学習・復習。
実際の違いを数字でみてもらいましょう
実際に親子で測った、日米のキットカットのサイズの違いはこちら。
日本のキットカット： 4cm（横） x 3cm（縦） x 1cm（高さ）
アメリカのキットカット： 約6.5cm （横）x 3cm（縦） x 0.8cm（高さ）
学年がもう少し上ならば、面積などを求めることもできますが、小学1年生なのでそれはなし。
「アメリカのキットカットの方が大きい。なぜなら長さの合計が長いから。重さが重いから」
を一緒に考えることができたので、立派なおうち学校、さんすうだったと自負しています。
「よくできました～」と褒めて、ご褒美になったキットカットを割り、1本づつ分け合って食べました。
こちら断面。
日本のキットカットにサイズの変更はあった
実際に、日本のキットカットは2020年にレシピとサイズを変更しており、個包装されたミニ一個あたりのサイズは小さくなっているそうです。
まとめ
久方ぶりに手にした日本のキットカットミニが随分小さく感じたのは、わたしがアメリカンサイズに慣れてしまっているからですね。
でも、実際にサイズが小さくなっていたことに気づいたのは、日本キットカットへの愛と言わず何と呼ぶ！ アンバサダーの話くるといいな🤣
おうちさんすうも、急に思いついた割に、子供が大好きな材料を使ってうまくできた方ではないかしら。私の好奇心も満たされたし、むすめにお勉強させられたし、一挙両得。
これを読んでくれたお子さんがいる方は、明日は、おやつの前にお子さんと「どっちが大きい？ どうして？」をしてみてはいかが？
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