5月下旬のある日、らいさわに届いた福岡県在住の友人・センパイからのLINEで事件が判明。
荷物届いた? 遅延しとる?
残念ながら届いてないです。トラッキング(荷物追跡)はどうなってますか?
車の中に(追跡番号の付いた差出人控え)入れっぱなしだった!追跡してみる!
しばらくして、センパイからこれが送られてきました。
日本の郵便局のウェブサイトで検索した、センパイが送ってくれたEMSの追跡結果。
ガビン!
センパイもわたしも「ガビン」となりましたよ。
1ヶ月も前に「お届け済み」??
らいさわは受け取っていません。
結論としては紛失した荷物の調査請求はしないことになったのですが、その決断をする直前まで、
紛失したEMSの補償をセンパイが受けてもらえるようにと、らいさわ探偵が水面下(というより、海の向こうで)動いていました。
同じような目にあうかもしれない方々の参考になればという気持ちで、探偵日記を残しておきます。
日本からアメリカへのEMSは遅延なく到着・・・してない
さて、上記の通り、らいさわのセンパイが荷物を出したのが4月15日。
追跡で行くと、4月18日に届いています。
別の記事「アメリカへ3日で届く! EMSは早くて追跡もできる」とタイトルにもつけたように、
最近では珍しく、遅延なく「3日」で届いていました。
▼「珍しく」と言っているのは別記事でまとめている「コロナでも国際郵便・荷物を送ってもらってかかった日数・まとめ」をお読みくださると理解に容易いと思います。
実際に届いていれば嬉しいことでしたが、
わたくし、受け取ってませんの!
アメリカの郵便局で荷物追跡・問い合わせ(トラッキング)
日本の郵便局のウェブサイトからではアメリカ側に荷物が渡った後の詳細は出てきませんでしたので、アメリカの郵便局(USPS)のサイトでトラッキング(荷物追跡)をかけました。
追跡結果はこちら。
あなたの荷物はブルックリンNYのこのアドレスの人に4月18日の午後2時39分に届けられました。JRという人のために、JRが受け取りのサインしました。
らいさわ適当訳
「JR」・・・そんな奴、知らんがな。
国際郵便のEMSには補償/保険がついている・・けど
EMSは送料に補償が含まれています。
センパイが日本の郵便局に届出を出せばそれでOKかと思っていました。
わたしが日本の郵便局で紛失届を提出すると、アメリカで精査されて、受け取っていないことが認められれば、補償が出るらしいよ
ガビン!
このままセンパイが日本の郵便局から申し立てをしても、アメリカの郵便局側が現時点で「お届けしました」と言っている限りは、補償されないのでは?
伊達に長くアメリカに住んでいません。不安がよぎりました。
これ↓を覆す証拠を付けて申し立てした方が良いのでは?
あなたの荷物はブルックリンNYのこのアドレスの人に4月18日の午後2時39分に届けられました。JRという人のために、JRが受け取りのサインしました。
らいさわ適当訳
らいさわコナンの出番です。
補償を出させてやる、じっちゃんの名にかけて!
↑大人気漫画混在…。
届いてないのに届いたとされているEMS荷物を受け取っていない証拠集めをした
名探偵らいさわが考えた証拠品を以下に記します。
1. Googleマップのタイムライン(位置情報)を確認してみた
こちらのGoogleアンケートモニター(Google Opinion Rewards)の記事にも書いたように、わたしは愛用のAndroidスマホでは、GPSをオンにして位置情報が残るよう設定しています。
おかげで、Googleマップのタイムラインには行った場所と時間が残っています。
アメリカの郵便局が届けたとする4月18日2:39pmに自分が何をしていたのか確認してみました。
そう言えば、この週末は久しぶりにボストン方面へ家族旅行に出掛けていて、
荷物が届けられたとされるこの日時には、プリマスでメイフラワー号を楽しんだ後、NYへの帰路についてた!!
▼ noteにもこのボストン旅行のことを少し書いています
証拠としてはこれだけで十分な気がします
2. 住んでいるビルの防犯カメラの映像
わたしの住むビルには防犯カメラが複数付いているので(今まで泥棒が入ったことがあるため、過去数年でカメラが増えた)、大家にお願いすればその日時の映像は出てくるはずです。
もうこの時点でほぼ解決ですよ。
見た目はおばさん、頭脳は中2病。その名は名探偵らいさわですよ!
管理人に防犯カメラのことを聞いてみたら、
「自分ではなく大家が管理してる。でも映像は2週間程度しか保存してないはずだよ」と言われました・・・。
この時、荷物が紛失して1ヶ月は経過してました。
さらに、うちの場合、大家と連絡を取るのは少し手間なので、防犯カメラの映像は、必要があれば郵便局から大家に連絡するであろう、という判断をし、今回のケースでは、自分で大家に連絡を取るのは諦めました。
3. 郵便局の配達人を追いかけ、捕まえ、インタビューした
センパイが、紛失したEMSの代わりとなる別のEMSを送ってくれましてね。
その荷物が届いた時に、配達人が我が家まで届けて私のサインをもらわねばならないはずなのに、
我が家をノックすることもなく、廊下にEMSの荷物を置いていったんですよ!
わたし、駆け出しました。
幸運なことにビルの表玄関の前には、配達トラックがまだ停まっていて、配達員が運転席に着いたところでした。
色々話していたら、なんとその配達人が、サインをした「JR」でした。
紛失した荷物も同様に廊下に放置したことを自白させた、らいさわ探偵。
任意の自白書を提出してくれないかとの要求は、拒否されました。
▼ 「アメリカ郵便局・局員相手に試行錯誤した話」はnoteで記事にしました
調査請求書の準備
結果的に、今回の紛失したEMSに関しては、調査請求をしないことになりました。
もし、わたしたちと同じような状況になってしまい、紛失したEMSの調査請求を提出するのであれば、
日本郵便局のウェブサイトから調査請求書をダウンロードし(郵便局窓口ではもらえなかったそうです)、可能な限り入力または記入してプリント。
▶︎プリンターがお家にない方は >>> プリンターがない! 国際郵便マイページ・パソコン版で作ったラベルと書類を印刷する方法 の記事を参考にどうぞ
- 調査請求書 (←らいさわはこれと一緒に可能な限りの証拠、英語でのレターなどを添付しようとしていました)
- 差出人が本人確認できるID
- 送った時の受領書(レシート)
を持って、荷物を出した郵便局窓口に出向きましょう。
アメリカの郵便局員たちには「1ヶ月も経ってるなら遅すぎるよ」と、散々言われましたが、
国際郵便は荷物を出して6ヶ月なら調査してくれるそうです。>> 詳細は日本郵便のウェブサイトで
今回のEMS紛失事件で学んだこと
国際郵便が届く・届かないは、正直、運としか言いようがありません。
今回の事件は、
- 荷物の到着時、我が家は不在だった
- アメリカの郵便局員が荷物を廊下に置きっぱなしにした上、自分で署名した
- 我が家のビルは防犯対策がなってない
- 荷物の追跡を怠っていた
こういったいくつかの事情が重なり、
どうやら盗難にあった模様(悲しいことに、我が家の入っているビルの玄関・廊下に荷物を置きっぱなしにしていると、盗難が発生すること多々・・)。
荷物を送ったら、または送られたら、その瞬間からしつこく追跡して、荷物を受け取る側も最大の努力をしましょう!
万が一紛失になったら、すぐに荷物を発送した郵便局窓口にて、調査請求書を提出しましょう!
▼ らいさわとセンパイがかわいそうだと思った方は、らいさわブログからお買い物していただけるだけで励ましになります
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コメント
はじめまして。
探偵さんの様ですね!
私も日本からの郵便物がアメリカで紛失してしまったのですが、日本の郵便局の窓口はもちろん問い合わせセンターの様な所に問い合わせても「アメリカでなくなったのだからアメリカの郵便局に問い合わせて下さい」の一点張りで調査請求さえしてくれないのですが、どう考えてもおかしいですよね。。そんな時はどうしたら良いのでしょうか(泣)
ソンさん初めまして。
ふふ、らいさわ探偵と呼んでくださっても構いません。
郵便物の種類は何で送られましたか?
郵便局で働いていたことがあるわけでもなんでもないので、経験に基づくアドバイスしか差し上げられないのですが、
保険が付いていない限りは、日本の郵便局は何もしないと思います。もちろんアメリカもしません。
保険が付いていたら、上記に書いた通り、調査請求書のダウンロードし、
https://www.post.japanpost.jp/int/download/chousa.html
荷物を出した郵便局の窓口に
調査請求書
差出人が本人確認できるID
送った時の受領書(レシート)
のセットで確か6ヶ月以内であれば訴求できると思います。
アメリカはほんとうに何もしません。泣