むすめちゃんとアメリカでは大定番の科学実験・Volcano Explosion(火山の噴火)をしました。
おうちにある材料ですぐとりかかれるので、我が家でも定番化。
この記事では、LAVA(溶岩)が流れ出る火山の噴火実験の模様をお伝えします!
- 小学生・中学生のお子さんがいる
- 子供の実験・自由研究テーマを探している
- お財布にやさしい実験がいいと思っている
アメリカの子供たちは、LAVA(溶岩)が大好き
火山が噴火すると流れ出す「溶岩」。
日本語だと漢字なんで難しいですが、英語だと「LAVA」。
「The floor is lava」という遊びもあって、子供達は大好きです。

お友達と順番に「The floor is LAVA(または別のもの)!」って言うの。「LAVA」の場合は、地面または床にいるとlavaに溶かされちゃうから、どこか高い所に上がらないといけないの

ライアン達もよく遊んでます
▼ ジョイントマットで「The floor is Lava」を遊ぶ場合、カラフルなマットを選びましょう!

フランスの有名なデザートのひとつ「フォンダンショコラ」も、アメリカでは「LAVA CAKE」と呼ばれています。
暖かいチョコレートケーキの中から、溶岩のようにドロッとチョコがとろけ出るから。
そのまんまですね。

火山を噴火させるじっけん
さて、火山からLAVAを出そうという実験。去年の3月以降リモート学習になってからすでに数回実験してますが、うちのむすめちゃんはまだ飽きていません。
時々、火山の本を読むからでしょうか。

日本に地震、温泉が多い理由を学ばせておきたいよね

火山噴火のじっけんにつかう材料
我が家の理科の先生であるNational Geographic発行の本「Absolute Expert ROCKS AND MINERALS」(岩石と鉱物)を参考にした火山一つ、実験一回分の材料はこちら。
- オーブンなどの天板 1枚
- アルミホイル または クッキングペーパー
- プラスチックコップやジュース缶など、多少深さがあるもの 1つ
- 紙粘土 作りたい火山の大きさ分
- 食器用液体洗剤 30ml(大さじ2)
- 重曹 30~40グラム(大さじ2~3)
- 酢 120ml
- 絵の具と筆 (オプション)
- 食紅 (オプション)
上記のリストは基本の材料ですので、適度に減らしたり増やしてください。
▼ ナショジオキッズの日本語版の本では、こちらがおすすめ!

火山噴火のじっけん手順
- STEP 1粘土で火山を作る
- STEP 2重曹・液体食器用洗剤・食紅を混ぜてLAVA(溶岩)を作る
- STEP 3STEP2のLAVAを火山に入れる
- STEP 4酢を火山に入れる
- STEP 5火山噴火でLAVAが流れ出る!
STEP1: 粘土で火山をつくる
アルミホイルまたはクッキングペーパーを引いた天板の上に火山を作ります。
我が家では、【オーブンの天板+アルミホイル】の代わりに、IKEAのストレージボックスKUGGISの一番大きいサイズのフタを使います。


砂遊び、粘土、絵の具を使うペイントは、このフタの上でしてね、ってママにお願いされてるよ

KUGGISのフタは遊び終わったら水で流す、または激落ちくんでこするとすぐにキレイになるので、片付けが楽ちんです!
KUGGISのフタの上、または天板+アルミの上に、粘土で火山を作ります。
今回の実験時には、コップの代わりに、食べたばかりのヨーグルトの空容器を土台にして周りに粘土をべたべたくっつけていき、火山を作りました。

6歳のむすめちゃんが噴火口を潰さないように一応見張っていました。
粘土の火山ができたら、放置して乾かします。
オプション:火山に見えるように色をつける
一日置きっぱなしにして側面が乾いたので、アクリル絵の具を塗りました。
この後、また絵の具を乾くのを待ちます。
今回はこんな感じになりました。あまり山っぽくないかな?


STEP2: 重曹・液体食器用洗剤・食紅を混ぜる
粘土もしくは絵の具が乾いて、火山が完成したら、LAVAを作ります。
料理用のボウルやコップなどに、重曹と洗剤を混ぜます。
オプションで食紅(フードカラーリング・アイシングカラー)を混ぜます。

LAVAはやっぱり赤だよねっ
▼ 我が家はWILTON製のアイシングカラーを愛用してます!

STEP3:STEP2で作ったLAVAを噴火口から火山に入れる
どろっとしているので、スプーンやじょうご/ろうとを使って入れるといいです。
これで噴火の準備が整いました。
STEP4: 酢を噴火口から入れる
酢は、注ぎ口のあるコップなどで入れると楽です。

STEP5: 火山噴火でLAVA(溶岩)が流れ出る!
酢を注いだ途端に、火山が噴火!


LAVA! LAVA!!

▼ 前に作った時のほうが、火山噴火と溶岩っぽかったです・・・。

LAVAとねるねるねるねで色水遊びもする
先日、日本から到着した荷物の中に、わたしが子供の頃に大好きだった「ねるねるねるね」を入れてもらってたんですよ。
こちらも実は化学実験。

案の定、むすめちゃんもすごく気に入ってましたので、付いてきたスポイトとプラスチックのコンテナーは洗って、以来色遊びに使わせているんです。

むすめちゃんは、スポイトを使ってるだけで、科学者になってる気分らしいです
この火山噴火じっけんは、お酢をいれてからの、噴火時間は短いです。
LAVAがもったいないので、その「ねるねるねるね」のコンテナーに、他の色の食紅を出してあげて、せっかくだから色遊びさせました。
しばらく楽しんでくれていました。

アワアワがいつもの(ただの)水と違って楽しい♪

雪を使って火山噴火じっけんをしても楽しい
数か月前の冬の話ですが、雪がとにかくたくさん降りましてね。
公園まで歩いていくこともできない日が続いたんです。
そんなときにも雪でLAVA実験をしました。
食紅は、青を選んだむすめちゃん。
火山噴火の実験というより、かき氷屋さんごっこになってました。


ブルーハワイのかき氷みたいだね!

・・・? ママが何言ってるのかわかんないけど、ブルーのアイスと言えば、ブルーベリー味でしょ!

そうか~・・ブルーハワイが通じないのか・・・
LAVA(溶岩)が流れ出す火山の噴火じっけん・まとめ
重曹の別名は、炭酸水素ナトリウム。化学式ではNaHCO3。アルカリ性。
お酢は酢酸で、化学式はCH3COOH。酸性。
火山の噴火実験は、材料の重曹とお酢で中和反応を起こさせ、
CH3COONa(酢酸ナトリウム)+ H2CO3 炭酸水(二酸化炭素と水)を発生させる立派な化学実験なのですね。
中和反応とは、塩基(アルカリ)と酸が反応をし、お互いの性質を打ち消すことをいいます。また、多くの場合水が発生するそうです。

らいさわは高校化学が赤点だったので、これ以上の難しい説明ができませぬ・・
洗剤を入れるのは、LAVAを一層ふわふわもこもこさせるためだそうな。

ママが賢そうな説明ができなくても、むすめちゃんは「LAVA!」と言って喜んでくれます。
6歳ですもん、Baking Soda(重曹)とVineger(酢)を混ぜると、アワアワ水が出てくる、ってうる覚えしてくれたら満点です😄

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