スモールパケット(小型包装物)に必要な税関告知書CN22の記入例

EMSを送るのに必要なラベルの記入例 日本からアメリカに送られた実例付き 日米をつなぐお役立ち
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日本から海外へ荷物を送るには、税関告知書の提出が必須です。

この記事では、国際郵便の「スモールパケット(小型包装物)」を送る場合に必要な税関告知書「CN22」がどのようなものか簡単に説明。国際郵便の電子化が進んだ結果、送り状・CN22と共に送ることが必須となったインボイスも一緒に実例をお見せします。

このような方への記事です

海外へ送るスモールパケット(小型包装物)の税関告知書といえばCN22

古いCN22の例 小形包装物 スモールパケット
この写真のように、手書きの税関告知書&ラベルで送ることはできなくなりました

日本から海外へ荷物を送るためには、必須の税関告知書。

荷物や送り方によって、提出しなければならない税関告知書は異なりますが、

スモールパケット(小型包装物)を送る時に使う書類といえば、CN22!

以前から海外へスモールパケットを送り慣れている人ならば、郵便局窓口でもらっていた緑の紙と言えばわかるでしょう。

アメリカへ送られてくる荷物は、2021年1月1日よりデータ送信が義務化。

我が家に日本の家族や友人から送られてくるスモールパケット(小型包装物)に、あの緑の紙が貼られてくることは無くなりました。

私製CN22はまだ使える?

A Typing lady

スモールパケットを送る数が多い方や、郵便局窓口がお近くに無い方などは、緑の紙のCN22をもらわずに、自分でCN22をExcelなどで作成し使用されていたかもしれませんね。

2020年の11月以降、CN22へのバーコードの表示が義務化。
仮にそれ以前に郵便局で承認を受けていても、バーコード無しのCN22は受けて付けてもらえません

新しく使用承認の請求が必要です。個人的には、新しく請求するよりは「国際郵便マイページサービス」を使って作成する方が早いと思います。

▼ 私製CN22については、郵便局のウェブサイトでお調べください

税関告知書CN22とCN23の違いは?

税関に対して郵便物の内容を申告するための税関告知書には、CN22とCN23が存在します。

書類違い
CN22300SDR未満の物品を同封する場合に必要
CN23300SDR以上の物品を同封する場合に必要
ママ
ママ

SDRてなに?

Special Drawing Rights(特別引出権)の略です。

特別引出権とは、全世界共通の通貨単位を表しています。1SDRは2021年1月時点で148.8355円です(毎年変動します)。

引用: 日本郵便-よくある質問-商品・サービスについて
SDRとは何ですか?(2021年9月24日):https://www.post.japanpost.jp/int/question/10.html
ママ
ママ

日本円で4~5万円くらいってことね

らいさわ
らいさわ

最大2Kgまでしか送れないし、「通常郵便物」として取り扱われるので、慣れてる人は「スモールパケット(小型包装物)」では高価なものは送らないと思うよ

Heads-up!

高価なものを送る場合は、国際郵便ではEMS、その他、ヤマト運輸、DHL、Fedex、UPSなど保険がちゃんと付いているものを使う方が安全です

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「国際郵便マイページサービス」で入力すると自動で作成される税関告知書

a printer
ママ
ママ

今まで国際郵便送ったことないし、税関告知書なんて書いたことないよ。難しそう!

らいさわ
らいさわ

最初は確かに戸惑うけど、「国際郵便マイページサービス」上で必要な情報を入力すればいいだけだよ!

▲ 「国際郵便マイページサービス」の入力に自信のない方は、こちらを参考にしてくださいね

送達手段を間違えずに選択すれば(ここでは「スモールパケット(小型包装物)」)、送り状と共に自動で印刷されるので心配は全くいりません。

実際に届いたスモールパケット(小型包装物)の税関告知書CN22とインボイス(INVOICE)

スモールパケットが日本から送られてきた時の送り状とCN22の実例

こちら、らいさわのお姉さまが、かわいい姪っ子ちゃんに日本からスモールパケットを送ってきてくれた時の実際のCN22と送り状です。

左側がCN22で、右半分は送り状です。

CN22 記入例 アメリカ国際郵便マイページサービス
確認しやすいように黄色のハイライトをいれました。別紙がある場合は、「For Details See Attached Document」という一文が追加されます

このように、パウチに入れられ、箱の上部に貼られて送られてきます。

日本からアメリカに送られてきたスモールパケット 小型包装物 小形包装物 CN22とインボイス付き

インボイス(INVOICE)が送り状・CN22と一緒に印刷される

手書きラベルでOKであった時代には、送る物をCN22に書けるだけ書いてOKでした。

入力&データを事前送信することが義務化した後(少なくともアメリカはSTOP Actが施行開始しています)は、送る物をすべて入力することが必須。

その際、送る物・アイテムの数がCN22のテンプレートに収まらない場合(6アイテム以上?)は、別途インボイスに印刷されるようです。

送り状とCN22が印刷されたラベル1枚をパウチに入れればOK。

Heads-up!

「国際郵便マイページサービス」もまだまだ改善中なようで、送られてきたアイテムが6個以下なのにも関わらずインボイスが添付されたり、されなかったり。「インボイス」のテンプレートも、最初は「CN23」に印刷されてきていました。日本郵便局もがんばってくれてますから、システムが確固とするまで、気長に優しくで見守りましょう・・・

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スモールパケットが日本から送られてきた時のインボイス(INVOICE)の実例

日本からアメリカに送られてきたスモールパケット 小型包装物 小形包装物のINVOICEインボイス

こちら、スモールパケット(小型包装物)についてきた、インボイス(INVOICE)の実例です。

先ほども記述しましたが、「国際郵便マイページサービス」上にて、送達手段を間違えずに選択すれば、必要な書類は送り状と共に自動で印刷されるので心配は全くいりません。

まとめ

手書き時代のスモールパケットは、箱に直接宛名・宛先を書き、緑の紙のCN22をぺたっと貼った状態で送られてきていたものでしたが、

小形包装物手書きラベルダメ

2021年以降は、上記のような送り状と税関告知書が、荷物に貼られて送られてくるようになりました。

ゆうパック 箱 中
実際に送られてきたスモールパケットの一つ
らいさわ
らいさわ

「国際郵便マイページサービス」でラベル・税関告知書を作成・印刷すると、A4サイズに印刷されます。半分に折り(A5サイズになる)、それをパウチに入れて、荷物に貼ります

⁎ 本記事に載せてある記事の内容・情報は、今後は状況により予告なく変更になる可能性があります。最新情報・詳細は必ず各自でご確認ください。

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