音感を鍛えたり、手の細かい動きをさせることで脳を活性化する、など、ピアノの練習がもたらす良い噂はたくさんありますよね。
チャンスがあればうちの子にも弾く環境を与えてあげたい、と思っていたわたしが、日本で買ってきた「どうようクラシック 名曲ピアノえほん<改訂版>」。
他のピアノおもちゃよりも優れていて、購入して良かったなと思っている理由をお伝えします。
和音が弾けるほど長い鍵盤付きなのに、コンパクトに収納できる
日本の実家には本物のピアノがあります。だからでしょうか。
それまで見た・持っていたピアノのおもちゃや、タブレットアプリの鍵盤の少なさに、物足りなさを感じていたんです。
とは言え、狭い我が家にはピアノどころか、電子ピアノでさえも、簡単に買ってみようと思えるサイズではないのです。
本人がピアノを弾き続けるかどうかわからないのに高いお金を使いたくなかったんです。・・本人が本気でピアノを弾きたいと言い出すまでは。
自分自身の経験です。幼少時、楽譜が読めない、うまく弾けない、練習もしたくない・・・それなのに無理やり通わされていたピアノ教室が大嫌いでした・・・
そんな状況でしたので、日本に帰国した際に訪れた本屋で、このピアノえほんの見本を見つけ、手に取って体験できたときは少し感動したものでした。
収納時は本棚に立てられるのに、広げると、鍵盤が長くなり、数種類の和音だって同時に弾けてしまうほど。
小学館発行の子供向け絵辞典「ことばのえじてん」も、わかりやすい絵と意味、例文がそれぞれの言葉に付いていて◎です
「どうようクラシック名曲ピアノえほん 改訂版」のサイズ測ってみました
▲ この状態でのサイズは、
横35㎝ x 奥行16.5cm x 高さ5㎝でした。
鍵盤を広げると、横幅56㎝になりました。
「どうようクラシック名曲ピアノえほん」がピアノおもちゃとして良かったところ
音が思ったよりきれいで、ピアノの音も変えることができる
「おもちゃ」だとなめてかかったせいでしょうか、想像していたより音がきれいに出ました。
また、ピアノだけでなく、オルガン、鉄琴の音にも変えられます。
アパート暮らしには嬉しい! 音量調節ができる
音量も調節できるし、最大ボリュームも大した音量ではないので、アパートのお隣さんに迷惑をかけることもありません。
思ったより丈夫なピアノのおもちゃ
開閉を繰り返すことによって、すぐ壊れたり、音がおかしくなるかもと予想してましたけど、購入後数か月経ってますが、いまのところ無事です。
娘には、丁寧に扱うように言っています。
ただし、楽譜は何度も開閉しているので、すこし破れています。でも、ま、紙はしょうがないかなと思ってます。
楽譜が読めなくても大丈夫 鍵盤にドレミのシールが貼ってある
わたし自身、楽譜が読めません。
耳も悪く音感も無いので、子供時代、ピアノ教室に通わされていた頃は、ドレミを記憶してやり過ごしたり、バイエルに鉛筆でドレミを書きこんでいました。
そんな人間には大変嬉しい、このピアノえほんは、鍵盤にドレミのシールを貼ってくれているんです。
しかも、ドなら赤、と同じ高さの音でシールの色を揃えてくれているので、可視性もよい!
小さい子供、ビジュアルラーナー(わたし)には最適です
付属の楽譜もシールの色に呼応しているので、楽譜なんて読めなくても、曲が奏でられるのですよ。
音階の上下の違いも、それぞれの音上下に点をふってくれているので、大変にシンプルでわかりやすいのです。
だから、うちの5歳児も抵抗なくすぐに曲が弾けました。嬉しそうでした。
▲ ここから「どうようクラシック名曲ピアノえほん 改訂版」のお値段をチェックしてみることができます
「アナ雪」の歌も入っている! 定番人気の曲が50曲弾ける・歌える
実は、見本で遊んだ後に、数時間、購入を悩んだんです。
税金込みで5千円以上します。安くはないですよね。
その金額を払う価値があるのかを考えました。
みんな大好き「アナと雪の女王」(FROZEN)の「Let It Go」が入っています。
うちの子も例に漏れず大好きですから、難しいのに最初から弾こうとしてました。
▼ 「IKEAとレゴがコラボ! 収納ボックスBYGGLEK(ビッグレク)全4種類を買ったので、ママ目線でレビュー」はアナと雪の女王が大好きだった頃のむすめちゃんの記事です
ボタンを押すと音楽だけを聴くこともできます。
うちの子には難しすぎたみたいで、結局ひとりカラオケしてましたけど。
そう、簡単な曲から難しい曲まで、50曲も入っているので、この本に載っているレベルを弾けるようになるまで使うのには5千円は決して高くはないと思ったのです。
途中で飽きたらそれまでだし、飽きずに弾き続けるならば、その時こそは電子ピアノを買ってあげてもいいかなと。
定番童謡もたくさん入っているので、うちの子に関して言えば、おうたえほんで既に知っていた曲を、一緒に歌うだけでなく、自分で演奏できるということも楽しいみたいです。
聴ける!弾ける! 「どうようクラシック名曲ピアノえほん 改訂版」の50曲目
英語の曲&英語バージョンがある曲も沢山入っています
「どうようクラシック名曲ピアノえほん」が足りないもの
本当のピアノ教室とはやはり違う、かな?
指を丸くして弾くことや、指番号も表記してくれているので、その通りに弾かせれば、幼児ピアノ教室に行かせてるようなものじゃん! とも思ったんです。しかし、、、
わたしが言っても聞いてくれませんでした
その後に行かせた音楽キャンプで、指を丸くして弾くことを習ってきて、「ママ、ピアノはこうやって弾くんだよ」と自慢げに話してくれました。
それ、前にママが教えたことあるんだけどな~…
やっぱりプロに習うのは違うなーと思いました。ピアノえほんは、おうちで練習させる用に買って、ピアノ教室に通わせてみるのもいいでしょうね。
使用中の音量レベルがわからない
音量調節ができるのは大変ありがたいのですが、ランプもなにもついていないので、使用中の音量レベルがわからないです。
例えば「もっと大きくなるかな?」と思いながら、ボタンを押し続けるんですが、止め時がわかりにくいです。
まとめ
よだれでべたべたにしない、おもちゃを簡単に壊さない年齢になってからの使用をおすすめします。
楽譜と鍵盤にドレミを書き足さなくてもいいし、上手に弾かなければいけない、というプレッシャーもないので、娘だけでなく、私も時々楽しく弾いています。
老人ホームのおじいちゃん・おばあちゃんたちにもよいと思います。
もし、ピアノおもちゃの購入を検討することがあれば、おすすめしま~す♪
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