日本から国際郵便を送ってもらうときには、「小形包装物」を推し推しだったのですが、この度重大なニュースが聞こえてきました😭
2021年4月1日より「小形包装物」が値上がりになったそうです。
LAの姪たちに送る小形包装物、送料あがっちゃうの~?
小形包装物(スモールパケット)料金の値上がりは、各国の配達コストを賄うため
今回の料金改定は1996年3月以来。25年ぶり。各国配達コストを賄うための値上がりだそうです。
わたしがこの「SAL便」の記事で書いたように、
「SAL便4kgをひとつの箱」で送るのではなく「SAL便・2㎏をふたつの小形包装物に分けて送る」なんて小賢しいことしてたほど、お得でしたからね。
カスタマーとしては、値上がりは残念ですが、
郵便局・局員さんの気持ちになってみたら、当然のことだと思います。
国際郵便、2021年4月料金改定の対象となるサービスは?
日本郵便局のウェブサイトによると、以下の国際郵便サービスにおいて料金改定されたとあります。
簡単に言えば、「小形包装物」(スモールパケット)全部ですよ。
小形包装物、航空・SAL・船便の違いがイマイチ分からない方は、この記事をどうぞ
アメリカへの小型包装物は、新しく設定された第4地帯料金
「小形包装物」が値上がりするのは分かりましたが、わたしの住んでいるアメリカへの運賃は、具体的にいくら値上がりするのか、という疑問。
価格帯は3つに分けられており、以前はヨーロッパやカナダと同じだったのに、今回の改定で、アメリカのみ新しい価格帯が設定されています。このことが意味するものは、当然、
アメリカへの「小形包装物」は、他の地域と比べものにならない程の値上がり!!!
日本からアメリカへの小形包装物は、いくら値上がりした?
コロナ禍で、通常よりたくさんの「小形包装物・航空扱い・書留なし」を送ってもらいましたが、ひと箱・最大重量2㎏で2,760円でした。
改定後、第4地帯(アメリカ)への「小形包装物・航空扱い・書留なし」の価格は、
3,220円!!
460円も値上がりました!!
これは財布に痛い。
パンデミック前までは一番使っていた「小形包装物・SAL便」も、以前は2kgで2,000円程度だったと思うのですが、新料金では、2,620円となっているみたいです。
小形包装物の新しい料金
こちら日本郵便ウェブサイトからの抜粋。
航空便、SAL便の改定後料金です。
アメリカへのEMS(国際スピード郵便)は、2021年6月1日に引き受け再開
「小形包装物」は通常郵便物という郵便種別。
「EMS(国際スピード郵便)」とは種別が違い、今回の値上がり(4月1日開始)には含まれていません。
しかし、「特別追加料金」というものが、当分の間は課されるそうです。
EMSについてはこちらの記事でどうぞ
小形包装物 料金の値上がりは必然でしょう
値上がりはしょうがない、の一言ですね。
25年間で物価が同じ? そんなわけない。
わたしがニューヨーカーになってからの15年間を考えただけでも、最低賃金はかなり上がってます。
8ドルとか10ドルとかそこらだったファストフードチェーン店員の時給が、今じゃ15ドル前後ですからね。
それ以外にも、燃料費や、まぁ、もろもろとコストが上がっているのは容易に想像できます。
特にパンデミックの影響による航空業界への痛手は、単なるエコノミークラスのいちカスタマーでも、目を覆いたくなるもんですよ。
今年の3月31日まで、あの値段で送らせてくれたのが逆にありがたいと思うべきでしょうね~。
パンデミックの影響下で、多くの国際郵便のサービスはいまだ限定されています。
再開された折には、自分のニーズに合ったサービスと価格が見合ったものを探して利用していきたいですね。
⁎ 本記事に載せてある記事の内容・情報は、今後は状況により予告なく変更になる可能性があります。最新情報・詳細は必ず各自でご確認ください。
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